アクセス管理とは?あくせすかんり
アクセス管理とは、利用者の識別・認証と、職務に応じた権限付与、権限の変更・削除、定期的な棚卸を通じて、情報資産へのアクセスを適切に制御する管理活動。最小権限の原則(業務に必要な最小限の権限だけを与えること)とNeed to know(知る必要がある人だけに情報を見せること)が基本となる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
情報システムで利用者ごとに見られる範囲を分けていないと、一つのアカウントが乗っ取られたり不正に使われたりしたとき、組織の情報資産全体に被害が及ぶ。そこで、まず誰であるかを確かめ、次に職務に必要な範囲だけを許す二段で被害の範囲を狭める。
具体例
異動・退職の都度アクセス権を見直し、半期ごとに権限一覧を所属長が承認する棚卸を実施する。
試験での引っ掛け
付与の手続だけでなく、削除(退職者・異動者の権限剥奪)の運用が監査で最も問題になりやすい。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問58(IPA)
“システム管理基準”に基づいて,システムの信頼性,安全性,効率性を監査する際に,システムが不正な使用から保護されているかどうかという安全性の検証項目として,最も…
正解:アクセス管理機能の検証
要点:不正使用からの保護はアクセス管理機能で確認する
システムが不正な使用から守られているかという安全性の観点では、誰がどの資源にアクセスできるかを制御する仕組みが適切に働いているかを確かめる必要がある。したがってアクセス管理機能の検証が該当する。フェールソフトやフォールトトレラント、リカバリは、いずれも障害に対する信頼性・可用性の観点の項目である。
出典:令和8年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目B 問6(IPA)
A社は、従業員1,000名の広告代理店である。A社では、各部署がA社の社内ネットワークに設置したファイルサーバを、設置した部署の運用担当者が管理している。各部署…
正解:(二),(四)
要点:ログのアクセス管理は担当者限定と複数名体制が要件
ルール3はログへのアクセス管理を定めた項目で、運用担当者だけがアクセスできること、エクスポート先でも同様に限定すること、運用担当者を複数名にすること、運用担当者のログインに2要素認証を用いることを求めています。項番(二)は運用担当者が1名だけになっており「複数名にすること」に違反します。項番(四)はエクスポートしたログをYサーバに置いていますが、Yサーバは営業部の全従業員が全ファイルを編集できる状態なので、運用担当者だけがアクセスできる保管になっていません。よって(二)と(四)の組合せが正解です。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (8) 情報セキュリティに関する技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。