最小権限の原則とは?さいしょうけんげんのげんそく
最小権限の原則とは、利用者やプログラムには、業務の遂行に必要な最小限の権限だけを与えるという考え方。過剰な権限を与えないことで、アカウントの乗っ取りや誤操作が起きた際の被害を最小限にとどめる。
最終更新:2026-10-10
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侵入や誤操作を完全に防ぐことはできず、乗っ取られたアカウントや不正なプログラムに何ができるかは、与えた権限でそのまま決まる。管理者権限のような強い権限をふだんから持たせておくと、マルウェアが動いたときにOSの設定変更やソフトの導入まで許してしまう。そこで、侵入を前提に、被害の上限を権限の側で絞っておく考え方が必要になった。
具体例
一般社員のPCアカウントには管理者権限を与えず、ソフトウェアのインストールが必要な場合は情報システム部門に申請させる運用。
試験での引っ掛け
「業務効率を優先して権限をまとめて付与する」ことと矛盾する考え方であり、利便性より安全性を優先する原則である点が問われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問60(IPA)
アクセス制御を監査するシステム監査人の行為のうち、適切なものはどれか。
正解:データに関するアクセス制御の管理規程を閲覧した。
要点:監査人は評価に徹し、対象業務そのものを担ってはならない
システム監査人の役割は、統制が適切に整備され運用されているかを客観的に評価することであり、監査対象となる業務そのものを担ってはならない。規程を閲覧して内容を確かめる行為は評価のための証拠収集に当たり、適切である。台帳の作成、方針の制定、手続の実施はいずれも被監査部門の業務で、監査人が行えば独立性を失う。
出典:令和8年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問8(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。