WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)とは?
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)とは、プロジェクトの成果物と作業を、管理可能な小さい単位へ段階的に階層分解した構成図。最下位の要素をワークパッケージという。作業の抜け漏れを防ぎ、見積り・要員割当・進捗管理・責任分担の共通の基礎を与える。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2018年度)。
だぶりゅーびーえす
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)の意味
プロジェクトの成果物と作業を、管理可能な小さい単位へ段階的に階層分解した構成図。最下位の要素をワークパッケージという。作業の抜け漏れを防ぎ、見積り・要員割当・進捗管理・責任分担の共通の基礎を与える。
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)の具体例
「システム構築」→「販売管理サブシステム」→「受注入力機能」→「受注入力画面の設計」のように分解し、最下位に工数と担当者を割り当てる。
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)は試験でどう引っ掛けられる?
WBSの目的は「作業を漏れなく定義し管理の基礎を作ること」。作業の実施順序や依存関係を表すものではない(それはスケジュールネットワーク図の役割)。
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)と関連する用語
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)が出た過去問
ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBS(Work Breakdown Structure)を使用する目的として,適切なものはどれか。
正解:作業を階層に分解して,管理可能な大きさに細分化する。
要点:WBSは作業を階層分解し管理できる大きさにする
WBSは、プロジェクトの成果物や作業を階層状に分解し、見積りや割当てができる大きさまで細分化する技法である。最下層のワークパッケージ単位で工数・期間・担当を決められるようになり、作業の抜け漏れも見つけやすくなる。日程計算や進捗表示は、この分解の後に行う別の技法が担う。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問51(IPA)プロジェクトの目的及び範囲を明確にするマネジメントプロセスはどれか。
正解:スコープマネジメント
要点:スコープマネジメントが目的と作業範囲を定義する
スコープマネジメントは、プロジェクトで何を作り何をやらないのかという範囲を定義し、その範囲を維持していくプロセスである。要求の収集、スコープ定義、WBS作成などが含まれ、範囲の無秩序な拡大(スコープクリープ)を防ぐ役割を担う。目的と範囲の明確化はここに位置付けられる。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問52(IPA)ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBS(Work Breakdown Structure)を使用する目的として,適切なものはどれか。
正解:作業を階層的に詳細化して,管理可能な大きさに細分化する。
要点:WBSは作業を階層的に分解し管理可能な大きさにする
WBSは、プロジェクトの成果物や作業を大きな単位から順に階層的に分解し、見積り・割当て・進捗管理ができる大きさの作業要素まで細分化する技法である。細分化された最下位の要素をワークパッケージと呼び、これが工数見積りや責任者の割当ての単位となる。作業の抜け漏れを防ぐことが最大の狙いである。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問51(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。