RAID10とは?
RAID10は、2台のディスクに同じデータを書くRAID1(ミラーリング)の組を複数作り、その組をまたいでデータを分けて書くRAID0(ストライピング)を重ねた方式で、RAID1+0とも書く。ミラーリングで故障に備え、ストライピングで読み書きを速くするという、2つの長所を合わせ持つ。最低4台のディスクが必要で、すべてのデータを2台に書くため、使える容量は全体の半分になる。パリティ(誤りを直すための計算値)を使わないので、RAID5やRAID6より書込みが速い。
最終更新:2026-10-09
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RAID0は速いが1台でも壊れると全データを失い、RAID1は故障に強いが速くならない。RAID5は容量の効率がよいものの、書込みのたびにパリティを計算するため遅くなる。データベースのように書込みが多く、速さと故障への強さを両方求める用途のために、RAID1とRAID0を組み合わせる形が使われるようになった。
具体例
QNAPのNASは、ディスク4台でRAID10を組める。4TB×4台なら、ディスク1と2、ディスク3と4がそれぞれ同じデータを持つ2組になり、使える容量は8TB。ディスク1と3が同時に壊れても各組に1台ずつ残るのでデータは無事だが、同じ組のディスク1と2が両方壊れると、配列全体のデータを失う。データは2つの組をまたいで分けて書かれているので、片方の組が丸ごと欠けると、残った組だけでは元のデータを組み立てられないためである。4台から2台が壊れる組合せは6通りあり、そのうち同じ組の2台が壊れる2通りでデータを失い、残りの4通りでは無事に済む。
試験での引っ掛け
「RAID10は2台までの故障に必ず耐える」は誤り。耐えられるかどうかは、壊れた2台が同じミラーの組かどうかで決まり、同じ組の2台が壊れると、その組の分だけでなく配列全体のデータを失う(データは組をまたいで分けて書かれているため)。どの2台が壊れても耐えるのはRAID6。また容量は全体の半分なので、同じ台数ならRAID5より少ない。RAID6とは、最低構成の4台ではどちらも2台分で同じになり、6台以上ではRAID6より少ない(4TB×6台なら、RAID10は12TB、RAID6は16TB)。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。