RAID0(ストライピング)とは?れいどぜろ
RAID0(ストライピング)とは、データを一定の大きさに区切り、複数のディスクへ順番に振り分けて書き込む方式。同時に読み書きできるので速度が上がり、容量も台数ぶんそのまま使える。ただし冗長性は一切なく、1台でも故障すればすべてのデータを失う。RAIDの中で唯一、信頼性を上げない構成である。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
ディスク1台の読み書き速度は機械としての限界で決まり、それ以上は速くならない。ならば複数台へ同時に書けばよい、という発想で作られた方式で、目的は信頼性ではなく速度と容量にある。番号が大きいほど高機能と覚えると外すため、番号ごとに目的を分けて問われる。
具体例
1TBのディスクを4台つないでこの方式にすると、使える容量は4TB、理論上の転送速度はおよそ4倍になる。動画編集の一時的な作業領域のように、速さが欲しく、元のデータが別の場所に残っている用途で選ばれる。
試験での引っ掛け
RAIDは本来、冗長なディスクの配列という意味だが、この構成には冗長性が無い。台数が増えるほどどれか1台が壊れる確率は上がるので、4台構成の信頼性は1台のときより低い。RAIDだから安全と読ませる選択肢は必ず誤りになる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問12(IPA)
データを分散して複数の磁気ディスクに書き込むことによって,データ入出力の高速化を図る方式はどれか。
正解:ストライピング
要点:ストライピングは分散書込みで高速化。冗長性は無い
1つのデータを複数台の磁気ディスクに分割して並列に読み書きすることで、1台あたりの転送量を減らし全体の入出力を高速化する方式である。RAID0がこれに当たり、高速化はできるが冗長性は無く1台の故障で全体が失われる点にも注意したい。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問12(IPA)解説で登場
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. システムの構成 > (6) ストレージに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。