Perlとは?ぱーる
Perlとは、文字列の検索と加工を得意とするスクリプト言語。ラリー・ウォールが1987年に公開したもので、正規表現(「数字が3桁続く」のような文字列のパターンを書き表す記法)を文法そのものに組み込んでいるため、ログの集計や書式の変換を短い記述で書ける。事前にコンパイル(機械語へまとめて翻訳すること)せず、書いたソースをそのまま解釈して実行する点も特徴になる。
最終更新:2026-10-09
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UNIXにはsed(文字列の置き換えなどを行う道具)やawk(テキストを列ごとに区切って集計する道具)のようなテキスト処理の道具が揃っていたが、少し込み入った集計をしようとすると、それらをシェルスクリプト(OSへの命令を並べて書いたファイル)で数珠つなぎにするしかなく、読みにくく壊れやすいものになった。文字列の抽出から報告書の生成までを1つの言語で完結させる目的で作られたのがPerlで、後のスクリプト言語の書き方に影響を残した。
具体例
1990年代後半から2000年代にかけて、掲示板やアクセスカウンタなどのCGI(Webサーバがアクセスを受けてプログラムを動かし、結果のページを返す仕組み)のプログラムの多くはPerlで書かれていた。現在も、サーバの管理者がログを集計する使い捨てのスクリプトを書く場面で使われている。
試験での引っ掛け
Perlはソースを逐次解釈して動かすスクリプト言語であり、実行前に機械語へ翻訳するコンパイラ方式のC言語とは分類が違う。同じスクリプト言語であるPython・Ruby・PHPと並べ、どれがコンパイル不要かを問う形が定番になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問8(IPA)
Perlの実行に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:プログラムをコンパイルしたファイルを事前に用意する必要はない。
要点:Perlはインタプリタ型で、事前コンパイルなしに実行できる
Perlはインタプリタ型のスクリプト言語で、処理系がソースを読み込んで逐次解釈実行するため、実行に先立って機械語へコンパイルした実行ファイルを用意する必要がない。Windows版を含む多くのOS向けの処理系が提供され、Webサーバがなくてもコマンドラインで実行できる。デバッガも処理系に組み込まれた形で提供される。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 4. プログラム言語 > (1) プログラム言語に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。