LFUとは?えるえふゆー
LFU(Least Frequently Used:使われた回数が最も少ないもの)は、キャッシュメモリや主記憶が満杯のとき、これまでに参照された回数が最も少ないデータを追い出す置換えの方式である。仮想記憶では、プログラムやデータをページ(主記憶と補助記憶の間で出し入れする固定長の区画)に区切って扱うので、追い出す単位はページになる。判断の基準は「累積の参照回数」で、各ページの参照回数を数えておき、最小のものを置換え対象にする。最後に参照した時刻が最も古いものを追い出すLRU(Least Recently Used)と対で問われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
主記憶やキャッシュは容量が限られるので、新しいデータを入れるたびにどれかを追い出さなければならない。よく使うものを残せば、次に必要になったときに速く読める。「よく使う」を最近使ったかで測るLRUに対し、何回使ったかで測る考え方として、回数で選ぶLFUが置かれた。
具体例
Webアプリでよく使われるキャッシュ用のデータベースRedisには、満杯になったときの追い出し方としてLRUのほかにLFUの設定がある。通販サイトの商品情報をキャッシュする場合、毎日大量に見られる定番商品は回数が多いのでLFUでは残り、1回だけ見られた商品から追い出される。
試験での引っ掛け
基準の取り違えが定番である。LRUの基準は「最後に参照した時刻」、LFUの基準は「参照回数」、FIFO(先入れ先出し)の基準は「最初に読み込んだ時刻」。LRUの説明として「累積の参照回数が最も少ないもの」と出たらLFUの説明なので誤り。またLFUは、昔たくさん使われて今は使われないデータが回数の多さで残り続けやすい弱点がある。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問19(IPA)解説で登場
LRUアルゴリズムで,ページ置換えの判断基準に用いられる項目はどれか。
正解:最後に参照した時刻
要点:LRUの基準は最終参照時刻。回数基準はLFU
LRU(Least Recently Used)は「最も長い間使われていないページ」を追い出す方式なので、判断に使うのは各ページを最後に参照した時刻である。参照のたびに時刻を更新し、その時刻が最も古いものを置換え対象とする。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。