論理爆弾とは?ろんりばくだん
論理爆弾とは、特定の日時になる、特定の操作が行われる、ある人物がシステムから消されるといった条件が成り立ったときに、データの削除などの破壊を始めるよう仕込まれた不正なプログラム。条件が成り立つまでは何もせず潜んでいるため、見つけにくい。自分を複製して広がる働きは持たないのが普通で、システムに手を入れられる内部の人が仕込んだ事件が知られている。fe では、ワーム・トロイの木馬・バックドアなど、マルウェア(悪意のあるソフトウェアの総称)の種類を特徴で見分ける問題で選択肢に出る。
最終更新:2026-10-10
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
プログラムを書き換えられる立場の人なら、外から侵入しなくても、自分が辞めた後や決めた日に作動する仕掛けを業務システムに残せる。作動するまでは普段どおり動くので、通常のテストや監視では気づきにくい。このように条件付きで潜む不正なプログラムを、ウイルスやワームと区別するための呼び名である。
具体例
2002年、米国の証券会社UBS PaineWebberで、退職した元システム管理者が在職中に社内のサーバへ仕込んだ論理爆弾が、決めた日時に作動し、多数のサーバでファイルが削除された。元管理者は後に有罪判決を受けた。
試験での引っ掛け
自分を複製して他のコンピュータへ広がるのはワームの特徴で、論理爆弾の決め手ではない。役に立つソフトに見せかけて実行させるのはトロイの木馬、正規の認証を通らずに後から入り込むための裏口はバックドア。「条件が成り立つまで潜伏する」性質はトロイの木馬などにも見られ、それだけでは決め手にならない。論理爆弾の決め手は、条件の成立をきっかけに破壊を始める点。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。