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調達計画とは?ちょうたつけいかく

調達計画とは、システムや製品・サービスを外部から手に入れるときに、何を外部に任せるか、どの方法と基準で調達先を選ぶか、いつまでにどんな契約で結ぶかを、発注する側があらかじめ決めておく計画。自社で作るか外部から買うかの判断(内外作の判断)、RFI(情報提供依頼書)・RFP(提案依頼書)・RFQ(見積依頼書)を出す順番と時期、提案を比べる評価基準、請負か準委任かといった契約の形までを含む。試験では、計画を立てたあとの「RFIで情報を集める → RFPで提案を求める → 評価基準に沿って選ぶ → 契約する」という調達の流れの順番が問われる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/ストラテジ系

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背景

外部への発注を担当者の付き合いや思いつきで決めると、なぜその会社を選んだのかを後から説明できず、価格や品質が適切だったのかも検証できない。国や自治体の調達では税金の使い道として、企業でも株主や監査への説明として、選び方が公平で筋が通っていることを示す必要がある。そこで、提案を受け取る前に選び方と基準を決めて文書にしておき、どの会社にも同じ条件で声をかける手順が求められるようになった。

具体例

デジタル庁は、国や自治体が共通で使うクラウドの基盤(ガバメントクラウド)を整えるにあたり、満たすべき要件を公開して事業者を公募し、要件を満たしたAmazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructureなどを選んだ。どの事業者にも同じ要件を示して比べるという選び方を先に決めておくことで、特定の会社をひいきしていないと説明できる。企業の情報システム部門でも、新しい会計システムを入れる前に「自社開発はせずパッケージを買う」「3社に情報提供を依頼し、そのうち条件に合う会社へRFPを出す」「機能・費用・保守体制を点数化して比べる」と決めておくのが調達計画にあたる。

試験での引っ掛け

RFIとRFPの順番を逆にした選択肢がよく出る。まず広く情報を集めるのがRFI、条件を固めて具体的な提案を求めるのがRFPで、RFIが先になる。また、RFPと評価基準を作るのは発注する側(ユーザー企業)であり、ベンダーが作るのは提案書・見積書である。評価基準は提案を受け取ってから作るのではなく、RFPを出す前に決めておく点も問われる。調達計画の中身に「どの会社に決めたか」は入らない。選んだ結果は調達の実施(選定・契約)の段階の話である。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:ストラテジ系
  • RFIとRFPの順番を逆にした選択肢がよく出る。