検収とは?けんしゅう
検収とは、納品されたシステムや成果物が契約どおりかを発注者が確認し、正式に受け取ったと意思表示する手続き。あらかじめ決めた検収基準に照らして受入れテストの結果を確認し、合格すれば検収書を交わす。検収の完了が代金支払いや契約不適合責任の起点になるため、基準と日付が重要になる。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
ソフトウェアは目に見えず、動かしてみるまで契約どおりかが分からない。「できました」「まだ足りません」の主張が平行線になると代金も払えず作業も終われないため、どの状態をもって完成とみなすかを事前に文書で決め、確認の場を制度として置いたのが検収である。ここを曖昧にしたまま進めると追加要望が際限なく続き、支払いも先送りになる。だから受入れ基準は契約の時点で決めておく。
具体例
納品後、発注者側が要件定義書の機能一覧に沿ってテストし、重大な不具合ゼロ・軽微な指摘は5件以内という検収基準を満たしたので検収書に押印し、翌月末に代金を支払う。基準を満たさなければ是正を求め、再テストのうえで改めて検収の可否を判断する。
試験での引っ掛け
受入れテストと検収は別物。受入れテストは仕様どおりかを確かめる作業、検収はその結果を受けて正式に受け取るという意思表示にあたる。検収前に見つかった不具合は是正要求で済むが、検収後に判明したものは契約不適合責任の問題になり、通知できる期間にも制限がある。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 5. 導入・受入れ支援 > (5) 受入れ支援に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。