構造化データとは?こうぞうかでーた
構造化データとは、行と列のような決まった形式に整理され、機械がそのまま読み取って集計・検索できるデータ。表計算ソフトの表やデータベースの表が代表で、どの列が何を表すかがあらかじめ決まっている。形式の定まっていない文章・画像・音声などの非構造化データと対にして問われる。
最終更新:2026-10-09
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人が読むために作られた資料は、見た目の分かりやすさを優先して、結合したセルや注釈が混ざり、同じ項目が別の表記で書かれる。人は読めても、機械はどこが値でどこが説明かを判断できない。データを分析へ回すには、1行1件・1列1項目のように意味が形式で決まっている状態が要る。行政の統計公開でも、機械判読可能な形で出すことが方針になっている。
具体例
総務省などは、表計算ソフトで公開する統計について「1セルに1データ」「セルを結合しない」といった機械判読可能なデータの作成ルールを示している。POSレジが記録する日付・商品コード・数量・金額の表も、そのまま集計できる構造化データにあたる。
試験での引っ掛け
表計算ソフトで作った表なら構造化データ、とは限らない。セルを結合したり1つのセルに複数の値を書いたりすると機械が読めず、形式としては崩れている。また非構造化データが分析に使えないわけではなく、文章や画像も前処理をすれば扱える点にも注意する。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問63(IPA)解説で登場
企業がマーケティング活動に活用するビッグデータの特徴に沿った取扱いとして、適切なものはどれか。
正解:蓄積した静的なデータだけでなく、Webサイトのアクセス履歴などリアルタイム性の高いデータも含めて処理の対象とする。
要点:ビッグデータは多様・大量・高速なデータをそのまま扱う
ビッグデータの特徴は、量が多いこと、種類が多様であること、発生や更新の速度が速いことにある。したがって蓄積済みの構造化データだけでなく、アクセスログのように次々発生するデータや、音声・画像のような非構造化データも含めて扱うのが本来の姿である。全数を扱えるのが利点なので、標本抽出に頼る必要も薄い。
出典:令和6年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問15(IPA)
ビッグデータ分析の前段階として、非構造化データを構造化データに加工する処理を記述している事例はどれか。
正解:ソーシャルメディアの口コミを機械学習によって単語ごとに分解し、要約を作り、分析可能なデータに加工し、関係データベースに保管する。
要点:文章など非定型データを分析可能な表形式に直すのが構造化
非構造化データとは、文章や画像のように決まった項目構造をもたないデータを指す。ソーシャルメディアの口コミという文章を機械学習で単語に分解し、分析可能な形に整えて関係データベースへ格納する処理は、まさに非構造化データを構造化データへ加工する例である。他は既に構造化されたデータへの加工や匿名化の話にとどまる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。