変更管理/リリース及び展開管理とは?
変更管理/リリース及び展開管理とは、変更管理は本番サービスへの変更を記録・評価・承認・レビューするプロセス、リリース及び展開管理は承認された変更を実際に本番へ配置するプロセス。「変えてよいか」と「どう安全に届けるか」を分けて統制する点が要で、切戻し手順と実施後レビューまで含めて1つの流れとして問われる。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2019年度)。
へんこうかんりりりーすおよびてんかいかんり
変更管理/リリース及び展開管理の意味
変更管理は本番サービスへの変更を記録・評価・承認・レビューするプロセス、リリース及び展開管理は承認された変更を実際に本番へ配置するプロセス。「変えてよいか」と「どう安全に届けるか」を分けて統制する点が要で、切戻し手順と実施後レビューまで含めて1つの流れとして問われる。
変更管理/リリース及び展開管理の具体例
新機能を月1回のリリース単位にまとめ、CABで承認後に土曜深夜へ展開する。まず社内10%の利用者だけに公開して1週間様子を見てから全体展開し、異常時は30分以内に旧版へ戻せる手順を用意する。緊急のセキュリティ修正だけはこの束から外し、単独で先行展開する。
変更管理/リリース及び展開管理は試験でどう引っ掛けられる?
プロジェクト側の統合変更管理と混同しやすい。統合変更管理はプロジェクトのベースライン(スコープ・納期・コスト)への変更を扱うのに対し、こちらは稼働中のサービスへの変更を扱う。移行後は責任の所在がPMから運用側へ移る点も狙われる。
変更管理/リリース及び展開管理と関連する用語
変更管理/リリース及び展開管理が出た過去問
ITサービスマネジメントの活動のうち,インシデント及びサービス要求管理として行うものはどれか。
正解:利用者からの障害報告を受けて,既知の誤りに該当するかどうかを照合する。
要点:インシデント管理は既知の誤りと照合し早期復旧を図る
インシデント及びサービス要求管理は、利用者から報告された障害や依頼を受け付け、サービスをできるだけ早く復旧させることを目的とします。報告内容を既知の誤り(既知のエラー)と照合し、記録済みの回避策があればすぐ適用するのは、この活動の典型です。原因の根本追究は問題管理、しきい値監視は容量管理、変更の影響調査は変更管理の役割です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問57(IPA)プロジェクトマネジメントにおいて、目的1をもつプロセスと目的2をもつプロセスとが含まれる対象群はどれか。 〔目的〕 目的1:プロジェクトの目標、成果物、要求事項…
正解:スコープ
要点:目標・成果物・要求事項・境界の明確化はスコープの領域
目標や成果物、要求事項、そして作業の境界を明確にするのはスコープを定義する活動である。またそれらの変更に伴う影響を管理するのもスコープの変更管理に当たり、いずれもスコープの対象群に含まれる。目的2はリスクという語を連想させるが、変更の対象が「プロジェクトの目標や成果物など」であることから、スコープの変更管理を指していると読み取れる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問51(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。