可用性管理とは?
可用性管理とは、合意したサービスレベル(稼働率など)を満たせるよう、システムの障害発生を防ぎ、障害発生時にも早期に復旧できる仕組みを整えるプロセス。重要業績評価指標(KPI)として、保守性(障害から復旧するまでの時間)を表す指標の短縮などが用いられる。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
かようせいかんり
可用性管理の意味
合意したサービスレベル(稼働率など)を満たせるよう、システムの障害発生を防ぎ、障害発生時にも早期に復旧できる仕組みを整えるプロセス。重要業績評価指標(KPI)として、保守性(障害から復旧するまでの時間)を表す指標の短縮などが用いられる。
可用性管理の具体例
サーバーを冗長化し1台が故障してもサービスが止まらないようにする、あるいは復旧までの時間(MTTR)を短縮する対策を講じる。
可用性管理は試験でどう引っ掛けられる?
信頼性と保守性の取り違えに注意。MTBFは故障までの平均間隔=信頼性、MTTRは平均修復時間=保守性で、稼働率=MTBF÷(MTBF+MTTR)。保守性を上げる施策はMTTRの短縮であり、MTBFの延長ではない。
可用性管理と関連する用語
可用性管理が出た過去問
ITILでは,可用性管理における重要業績評価指標(KPI)の例として,保守性を表す指標値の短縮を挙げている。この指標に該当するものはどれか。
正解:平均サービス回復時間
要点:保守性は平均復旧時間、信頼性は平均故障間隔で測る
保守性は、障害が起きたときにどれだけ速く復旧できるかを表す性質である。したがって指標は復旧に要した時間の平均であり、これが短いほど保守性が高い。平均故障間隔などは故障までの長さを表す信頼性の指標であり、短縮すべき値ではない。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問57(IPA)サービスマネジメントにおいて、サービスレベル管理の要求事項はどれか。
正解:提供するサービスのサービスカタログとSLAを作成し、顧客と合意する。
要点:サービスレベル管理はSLAを顧客と合意し維持するプロセス
サービスレベル管理は、提供するサービスの内容を明確にし、可用性や応答時間などの目標水準を顧客と合意して維持・改善していくプロセスである。そのためサービスカタログとSLAを作成して顧客と合意することが中心的な要求事項になる。可用性管理、容量・能力管理、サービスの予算業務および会計業務はそれぞれ別のプロセスである。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問55(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。