キャパシティ管理とは?
キャパシティ管理とは、現在および将来のサービス需要に見合うだけの処理能力(サーバー性能、回線容量など)を確保し、過不足なく維持するプロセス。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2018年度)。
きゃぱしてぃかんり
キャパシティ管理の意味
現在および将来のサービス需要に見合うだけの処理能力(サーバー性能、回線容量など)を確保し、過不足なく維持するプロセス。
キャパシティ管理の具体例
利用者数の増加傾向を分析し、将来的にサーバーの処理能力が不足しそうな時期を予測して増強のタイミングを計画する。
キャパシティ管理は試験でどう引っ掛けられる?
可用性管理と混同しやすい。キャパシティは「性能・容量が足りるか」、可用性は「使える時間の割合」を見る。また常に増強するのではなく、余剰資源を削って費用対効果を最適化するのも役目である点が狙われる。
キャパシティ管理と関連する用語
キャパシティ管理が出た過去問
ITサービスマネジメントのキャパシティ管理プロセスにおける,オンラインシステムの容量・能力の利用の監視についての注意事項のうち,適切なものはどれか。
正解:応答時間やCPU使用率などの複数の測定項目を定常的に監視する。
要点:キャパシティ管理は複数指標を定常的に監視し傾向を見る
キャパシティ管理では、応答時間、CPU使用率、ディスク使用量、トラフィック量といった複数の指標を、常時継続して監視する。単一の指標や瞬間の最大値だけでは、能力不足の予兆や傾向を捉えられないためである。傾向を蓄積することで、将来の増強計画にもつなげられる。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問57(IPA)サービスマネジメントにおいて、サービスレベル管理の要求事項はどれか。
正解:提供するサービスのサービスカタログとSLAを作成し、顧客と合意する。
要点:サービスレベル管理はSLAを顧客と合意し維持するプロセス
サービスレベル管理は、提供するサービスの内容を明確にし、可用性や応答時間などの目標水準を顧客と合意して維持・改善していくプロセスである。そのためサービスカタログとSLAを作成して顧客と合意することが中心的な要求事項になる。可用性管理、容量・能力管理、サービスの予算業務および会計業務はそれぞれ別のプロセスである。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問55(IPA)キャパシティ管理における将来のコンポーネント,並びにサービスの容量・能力及びパフォーマンスを予想する活動のうち,傾向分析はどれか。
正解:特定の資源の利用状況を時系列に把握して,将来における利用の変化を予測する。
要点:傾向分析は時系列の実績から将来の資源利用を予測する
傾向分析は、CPUやディスクなどの資源利用状況の実測値を時系列に蓄積し、その推移から将来の利用量を予測する手法である。過去の実績データの延長線上で先を読む点が、モデルを使う分析やシミュレーションとの違いである。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問55(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。