全加算器とは?ぜんかさんき
全加算器とは、1桁の2進数2つ(x と y)に、下の桁からの桁上げ(Cin)を加えた3つの入力を足して、和と上の桁への桁上げを出す回路。半加算器2個と論理和(OR)1個で作れる。全加算器を桁数ぶん横に並べると、複数桁の2進数の足し算ができる。
最終更新:2026-10-10
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複数桁の足し算では、2桁目以降は「その桁の2つの数」に「下からの桁上げ」も足さなければならない。半加算器は入力が2本しかないので、桁上げ入力を持つ全加算器が必要になる(シラバスの目標)。
具体例
1+1+1(x=1・y=1・下からの桁上げ1)は、10進で3=2進で11 なので、和1・桁上げ1。作り方は、1段目の半加算器で x と y を足し、2段目の半加算器でその和に桁上げ入力を足し、2つの半加算器の桁上げを OR でまとめる。fe-2017h-am-22 の解説もこの構成を示している。
試験での引っ掛け
「半加算器2個+論理和1個」の論理和を、論理積(AND)や排他的論理和(XOR)と取り違えやすい。2つの半加算器の桁上げが同時に1になることはないので OR でよい。入力は3本・出力は2本で、半加算器(入力2本)と数を取り違えない。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問22(IPA)解説で登場
図に示す,1桁の2進数xとyを加算して,z(和の1桁目)及びc(桁上げ)を出力する半加算器において,AとBの素子の組合せとして,適切なものはどれか。
正解:A:排他的論理和/B:論理積
要点:半加算器は和=XOR、桁上げ=ANDで構成する
半加算器は2つの1桁の2進数を足し、和の1桁目zと桁上げcを出力します。zは入力が異なるときだけ1になるので排他的論理和、cは両方が1のときだけ1になるので論理積で実現できます。全加算器はこの半加算器2個と論理和1個で構成されます。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。