中間CAとは?ちゅうかんしーえー
中間CAとは、最上位のルート認証局(ルートCA)から証明書を発行してもらい、その下でサーバ証明書などの利用者向けの証明書を発行する認証局(CA:Certification Authority)。サーバ証明書は中間CAが、中間CAの証明書はルートCAが署名し、この鎖(証明書チェーン)をたどってルートCAの証明書(ルート証明書)に行き着けば、その証明書は信頼できると判断される。
最終更新:2026-10-10
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ルートCAの秘密鍵は、すべての信頼の出発点である。日々の証明書の発行にこの鍵を使い続けると、盗まれたときにその下のすべての証明書が信頼できなくなり、OS やブラウザに組み込まれたルート証明書の入れ替えには長い時間がかかる。そこでルートCAの鍵はネットワークから切り離して厳重に保管し、日々の発行は中間CAに任せる形にした。中間CAの鍵が漏れても、その中間CAの証明書を失効させれば被害をその範囲に抑えられる。
具体例
無料でサーバ証明書を発行する Let's Encrypt は、ルート証明書(ISRG Root X1)の鍵で直接 Web サイトの証明書に署名せず、中間CAの証明書を使って発行している。ブラウザで HTTPS のサイトを開き証明書を表示すると、「サイトの証明書 → 中間CAの証明書 → ルート証明書」と 3 段の階層が並んでいるのを確かめられる。
試験での引っ掛け
信頼の起点(トラストアンカー)になるのはルート証明書で、中間CAの証明書ではない。ルート証明書はルートCAが自分で自分に署名した証明書で、OS やブラウザにあらかじめ組み込まれているが、中間CAの証明書は通常組み込まれていない。そのため Web サーバはサーバ証明書と一緒に中間CAの証明書も送る必要があり、設定を忘れるとブラウザによっては証明書エラーになる。「サーバ証明書はルートCAが直接署名する」と決めつける選択肢にも注意する。中間CAの証明書が失効すれば、その下で発行された証明書もたどって信頼できなくなる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。