ローコード開発とは?ろーこーどかいはつ
ローコード開発は、用意された部品やひな形を画面上のマウス操作(GUI)で組み合わせて画面や処理を作り、部品で足りない所だけ少量のプログラムを書いてアプリを作る開発のやり方。手で書くコードの量が少ないので開発期間を短くでき、プログラミングが専門でない利用部門の人も作り手に加われる。反面、作れるものはツールが用意した部品と仕組みの範囲に縛られ、細かな作り込みや大量データの処理が苦手なことがある。試験では「部品やテンプレートを GUI で組み合わせ、必要な部分だけコードを書く」という説明を選ばせる形で問われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
業務アプリを全部プログラムで書くと、IT 部門や開発会社に頼んで数か月待つことになり、現場の「この入力画面がほしい」に追いつかなかった。よく使う画面・データの保存・承認の流れなどを部品として先に用意しておけば、組み合わせるだけで形になる。そこで部品を並べて作り、足りない所だけ書くという発想が広まった。
具体例
サイボウズの kintone では、入力欄や一覧表を画面上で並べるだけで、研究室の備品の貸出し記録や内定者研修の課題提出の管理表のような業務アプリを作れる。標準の部品でできない計算や画面の動きだけを JavaScript で書き足すのが、ローコードの典型的な使い方になる。
試験での引っ掛け
「コードを一切書かない」のはノーコードで、ローコードは「少しは書く」。混同させる選択肢に注意する。また、人が画面で行っている操作をソフトウェアのロボットに代行させる RPA(Robotic Process Automation:定型の PC 操作の自動化)とも別物で、ローコードはアプリそのものを作るための手法である。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問5(IPA)
ローコード開発ツールを用いたソフトウェア開発の説明はどれか。
正解:アプリケーションソフトウェアの開発基盤の上で,用意された部品やテンプレートをGUIを用いた操作で組み合わせたり,必要に応じて一部の処理のソースコードを記述したりすることによって,アプリケーションソフトウェアを作成する。
要点:ローコードはGUI主体+必要な部分だけコードを書く
ローコード開発は、用意された部品やテンプレートをGUI操作で組み合わせて画面や処理を作りつつ、必要な部分だけはソースコードを書いて補う開発方式である。コードを一切書かない方式はノーコードと呼ばれ、区別される。開発生産性を高める一方、ツールの提供する枠を超える処理には制約がある。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。