モノリシックカーネルとは?ものりしっくかーねる
モノリシックカーネルとは、OS の中核部分であるカーネル(ハードウェアを直接管理し、プロセス(実行中のプログラム)やメモリの管理などを担う部分)に、ファイル管理・デバイスドライバ(周辺機器を動かすソフト)・ネットワーク処理などの機能をまとめて詰め込んだ構造。モノリシックは「一枚岩の」という意味。機能どうしがカーネルの中で直接呼び合えるので処理が速い反面、1 つの機能の不具合が OS 全体を止めるおそれがある。対になるのは、カーネルには最小限の機能だけを置き、ほかの機能をカーネルの外で動かすマイクロカーネルである。
最終更新:2026-10-10
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OSは、ファイルを読む、画面に描く、通信するといった多くの仕事を、アプリケーションに代わって絶えず実行している。仕事のたびに別の部品へ依頼し直すと、そのやり取りだけで時間を食う。そこで、よく使う仕事はひとまとめにしてカーネルの中で済ませ、アプリケーションへの応答を速くする。
具体例
Linux はモノリシックカーネルの代表で、ファイルシステムやデバイスドライバがカーネルの中で動く。研究室のサーバに新しい周辺機器のドライバを入れると、そのドライバはカーネルの一部として動くため、ドライバに不具合があるとサーバ全体が止まることがある。
試験での引っ掛け
モノリシックカーネルは「機能を多く持つので速いが、1 か所の不具合が全体に及びやすい」、マイクロカーネルは「最小限の機能だけを持つので不具合の影響を閉じ込めやすいが、機能どうしのやり取りが増えて遅くなりやすい」。この長所と短所を入れ替えた選択肢が出る。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。