ファイルシステムとは?
ファイルシステムとは、補助記憶装置上でファイルやフォルダ(ディレクトリ)を管理する仕組み。階層構造(ツリー構造)でフォルダの中にフォルダやファイルを入れ子に整理する方式が一般的。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2018年度〜2022年度)。
ふぁいるしすてむ
ファイルシステムの意味
補助記憶装置上でファイルやフォルダ(ディレクトリ)を管理する仕組み。階層構造(ツリー構造)でフォルダの中にフォルダやファイルを入れ子に整理する方式が一般的。
ファイルシステムの具体例
「マイドキュメント」フォルダの中に「2026年」フォルダ、その中に「report.docx」を置くように、階層的にファイルを整理して管理する。
ファイルシステムは試験でどう引っ掛けられる?
データを管理する点でDBMSと役割を取り違えやすいが、こちらはファイル単位の管理。出題では絶対パス(最上位からの全経路)と相対パス(現在いるフォルダからの経路)の区別、上位フォルダを表す「..」の読み方が定番。
ファイルシステムと関連する用語
ファイルシステムが出た過去問
SDメモリカードの上位規格の一つであるSDXCの特徴として、適切なものはどれか。
正解:ファイルシステムにexFATを採用し、最大2Tバイトの容量に対応できる。
要点:SDXCはexFAT採用で最大2Tバイトに対応した大容量規格
SDXCはSDメモリカードの容量を拡張した規格で、ファイルシステムにexFATを採用することで32Gバイトを超える大容量に対応し、規格上は最大2Tバイトまで扱える。1枚あたり2Gバイトまでの標準SD、32GバイトまでのSDHCに続く位置づけである。周辺機能の内蔵や小型化を特徴とする規格とは別物である。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問12(IPA)ファイルシステムの絶対パス名を説明したものはどれか。
正解:ルートディレクトリから対象ファイルに至るパス名
要点:絶対パスはルートから、相対パスはカレントからの道筋
パス名にはルートディレクトリを起点とする絶対パスと、カレントディレクトリを起点とする相対パスがある。絶対パス名は階層構造の最上位であるルートディレクトリから目的のファイルまでの道筋をすべて書き下したもので、どのディレクトリで実行しても同じファイルを指す点が特徴である。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問17(IPA)多数のサーバで構成された大規模な分散ファイルシステム機能を提供し、MapReduceによる大規模データの分散処理を実現するOSSはどれか。
正解:Apache Hadoop
要点:HadoopはHDFSとMapReduceによる大規模分散処理のOSS基盤
大量データを多数のサーバに分散配置し、MapReduceという枠組みで並列に処理する基盤を提供するOSSがApache Hadoopである。分散ファイルシステムのHDFSとMapReduceの2つが中核で、いわゆるビッグデータ処理の代表的な基盤として位置づけられる。同じApache系でも、メッセージ配信やインメモリ処理など役割の異なる製品と混同しないようにしたい。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問20(IPA)ファイルシステムの絶対パス名を説明したものはどれか。
正解:ルートディレクトリから対象ファイルに至るパス名
要点:絶対パスはルートを起点、相対パスは現在位置を起点
絶対パス名は、階層の最上位であるルートディレクトリを起点として対象までの経路をすべて書き表したものである。現在位置がどこであっても同じ表記で対象を特定できる。これに対し、現在いるディレクトリを起点とする表記が相対パス名である。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。