分散ファイルシステムとは?
分散ファイルシステムとは、巨大なファイルを一定サイズのブロックに分割し、多数のサーバのディスクへ複製して保存する基盤。安価な機器の故障を前提に複製で可用性を確保し、データのある場所で計算させることで通信量を減らす。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
ぶんさんふぁいるしすてむ
分散ファイルシステムの意味
巨大なファイルを一定サイズのブロックに分割し、多数のサーバのディスクへ複製して保存する基盤。安価な機器の故障を前提に複製で可用性を確保し、データのある場所で計算させることで通信量を減らす。
分散ファイルシステムの具体例
1TBのログを128MBごとに分割し、各ブロックを3台へ複製して配置する。1台が故障しても残り2つの複製から読め、システムが自動で複製数を3へ戻す。処理はブロックを持つノード上で起動される。
分散ファイルシステムは試験でどう引っ掛けられる?
追記中心の設計で、既存ブロックの部分更新や低遅延のランダム読取りには向かない。多数の小さなファイルを置くと管理情報が肥大し、大きなファイルを少数置く前提と外れて性能が落ちる。
分散ファイルシステムと関連する用語
分散ファイルシステムが出た過去問
多数のサーバで構成された大規模な分散ファイルシステム機能を提供し、MapReduceによる大規模データの分散処理を実現するOSSはどれか。
正解:Apache Hadoop
要点:HadoopはHDFSとMapReduceによる大規模分散処理のOSS基盤
大量データを多数のサーバに分散配置し、MapReduceという枠組みで並列に処理する基盤を提供するOSSがApache Hadoopである。分散ファイルシステムのHDFSとMapReduceの2つが中核で、いわゆるビッグデータ処理の代表的な基盤として位置づけられる。同じApache系でも、メッセージ配信やインメモリ処理など役割の異なる製品と混同しないようにしたい。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。