ジャイロセンサとは?じゃいろせんさ
ジャイロセンサとは、物体が回転する速さ、すなわち角速度を検出するセンサ。得られた角速度を時間で積分する(ごく短い時間ごとの「角速度×時間」を足し合わせる)と向きの変化量が求まるため、機器がどれだけ傾いたか、どちらへどれだけ回ったかを知る用途に使われる。加速度センサと組み合わせて機器の姿勢を求めるのが一般的である。
最終更新:2026-10-09
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傾きは重力の向きを見れば分かるが、加速度センサは機器そのものが動いているときに重力と運動による加速度を区別できず、揺れている場面では姿勢を見失う。回転そのものを直接測る素子を併せ持てば、動いている最中でも向きの変化を追える。動く機器の姿勢を絶やさず把握するために必要になった検出手段であり、加速度センサとは測る対象が違うぶん、両者は補い合う関係にある。
具体例
任天堂のNintendo Switchのコントローラや、ドローンの姿勢制御に組み込まれている。スマートフォンでは画面の回転検出やカメラの手ぶれ補正に使われ、部品としてはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems:半導体の製造技術で作る微小な機械部品)の技術で作られた数ミリ角の素子が載っている。
試験での引っ掛け
測っているのは角速度であって角度そのものではない。角度は積分して求めるため、わずかな誤差が時間とともに積み上がって向きがずれていく。速度の変化を測る加速度センサとは別物で、両者の役割を入れ替えた選択肢が定番の誤りになる。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 5. 計測・制御に関する理論 > (2) 制御に関する理論に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。