サブネットマスクとCIDRとは?
サブネットマスクとCIDRとは、IPアドレスのうちネットワーク部とホスト部の境界を示すのがサブネットマスクで、その長さを「/24」のように記す表記がCIDR。ネットワークを分割して所属を決める仕組みであり、通信可能な範囲を限定する統制の基礎になる。
基本情報技術者試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2019年度)。
さぶねっとますくとしーだー
サブネットマスクとCIDRの意味
IPアドレスのうちネットワーク部とホスト部の境界を示すのがサブネットマスクで、その長さを「/24」のように記す表記がCIDR。ネットワークを分割して所属を決める仕組みであり、通信可能な範囲を限定する統制の基礎になる。
サブネットマスクとCIDRの具体例
192.168.10.0/26 なら利用できるホストは62台で、ブロードキャストアドレスとネットワークアドレスの2つを除いた数になる。監査人は構成図とルータ設定を突き合わせ、実際のセグメント分割が方針どおりか、想定外の経路が無いかを確かめる。
サブネットマスクとCIDRは試験でどう引っ掛けられる?
プレフィックス長が長いほどネットワークは小さくなる。/24より/26のほうが収容台数は少ない。またホスト数の計算では両端の2つを引く必要があり、2のべき乗そのままの台数を答えると誤りになる。
サブネットマスクとCIDRと関連する用語
サブネットマスクとCIDRが出た過去問
TCP/IPネットワークにおいて,IPアドレスを動的に割り当てるプロトコルはどれか。
正解:DHCP
要点:DHCPはIPアドレス等の設定情報を動的に貸し出す
起動した端末に対してIPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどの設定情報を自動的に貸し出すプロトコルがDHCPである。管理者が端末ごとに手作業で設定する必要がなくなり、限られたアドレスを使い回せる利点がある。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)2台のPCにIPv4アドレスを割り振りたい。サブネットマスクが255.255.255.240のとき,両PCのIPv4アドレスが同一サブネットに所属する組合せはど…
正解:192.168.1.17と192.168.1.29
要点:マスク240はホスト部4ビット。16ごとの区切りで判定する
サブネットマスク255.255.255.240は下位4ビットがホスト部なので、16個ずつの区切りになる。第4オクテットで見ると0〜15、16〜31、32〜47、48〜63という範囲に分かれ、同じ範囲に入る2つのアドレスだけが同一サブネットとなる。17と29はどちらも16〜31の範囲に収まる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問33(IPA)次のIPアドレスとサブネットマスクをもつPCがある。このPCのネットワークアドレスとして、適切なものはどれか。 IPアドレス:10.170.70.19 サブネッ…
正解:10.170.70.16
要点:ネットワークアドレスはIPとサブネットマスクのビット論理積
サブネットマスク255.255.255.240は上位28ビットがネットワーク部で、第4オクテットの上位4ビットまでが該当する。第4オクテットの19は2進数で00010011なので、下位4ビットを0にすると00010000=16になる。したがってネットワークアドレスは第4オクテットが16の値となる(このサブネットは16〜31、ブロードキャストは31)。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問35(IPA)次のネットワークアドレスとサブネットマスクをもつネットワークがある。このネットワークをあるPCが利用する場合、そのPCに割り振ってはいけないIPアドレスはどれか…
正解:200.170.70.31
要点:各サブネットの先頭と末尾はネットワーク/ブロードキャスト用
サブネットマスク255.255.255.240はホスト部が4ビットで、200.170.70.16のネットワークでは16がネットワークアドレス、31がブロードキャストアドレスとなる。この2つは機器に割り当てられないので、200.170.70.31は使用できない。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)192.168.0.0/23(サブネットマスク255.255.254.0)のIPv4ネットワークにおいて、ホストとして使用できるアドレスの個数の上限はどれか。
正解:510
要点:ホスト数=2^(32−プレフィックス長)−2
プレフィックス長が23なので、ホスト部に使えるのは32−23=9ビットである。9ビットで表せる組合せは2の9乗=512通りだが、すべて0のネットワークアドレスとすべて1のブロードキャストアドレスは端末に割り当てられない。したがって使えるホストアドレスは512−2=510個となる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。