コード設計(コード体系)とは?こーどせっけい
コード設計(コード体系)とは、学籍番号や商品番号のように、一つ一つの対象を区別する番号・記号の付け方を決める設計。主な種類に、順番コード(対象に1から順に番号を振る)、区分コード(分類コード。番号の範囲ごとに分類を割り当てる)、桁別コード(桁の位置ごとに意味を持たせる)、表意コード(略称など、見ただけで意味が分かる記号を使う)、合成コード(複数のコードを組み合わせる)があり、重複しない・将来増えても足りる・人が読んで分かる・入力しやすい、のどれを優先するかで選ぶ。入力間違いを見つける検査文字(チェックディジット)を末尾に付けることも設計に含む。
最終更新:2026-10-09
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コードは一度配ると簡単には変えられない。伝票や名簿、他のシステムにまで広がるからである。桁が足りなくなった、分類を変えたら全部振り直しになった、という事故はどれも最初の設計で決まる。だから種類と桁数、意味を持たせるかどうかを先に決める。試験ではコードの種類の名前と特徴の対応、チェックディジットの計算が問われる。
具体例
商品のバーコードに使われる JAN コード(13桁)は、国番号・事業者番号・商品番号を桁の位置ごとに並べ、末尾に検査用の1桁(チェックディジット)を置く。桁の位置ごとに意味を持たせている点で、学籍番号を「入学年2桁+学部1桁+連番4桁」とする付け方と同じ桁別コードの考え方にあたる。
試験での引っ掛け
分類を埋め込む区分コードや桁別コードは便利に見えて、桁不足と分類変更で破綻しやすい。順番コードは追加が楽な代わりに番号から意味は読めない。チェックディジットは入力誤りを検出するための1桁で、改ざん防止や暗号のような保護にはならない点を混同しやすい。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問23(IPA)
コードから商品の内容が容易に分かるようにしたいとき、どのコード体系を選択するのが適切か。
正解:表意コード
要点:表意(ニモニック)コードは略語を組み込み内容が推測できる
表意コード(ニモニックコード)は、対象の名称や特徴を表す文字や略語をコードに組み込む方式で、コードを見ただけで内容が推測できる点が最大の利点である。反面、桁数が長くなりやすく、対象が増えると命名の一貫性を保ちにくい。単なる通し番号や分類のための数字だけでは、コードから中身を読み取ることはできない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。