EDIとは?いーでぃーあい
EDIとは、企業間で発注書・請求書などの商取引データを、あらかじめ定めた標準的な形式に従って電子的にやり取りする仕組み。紙の書類のやり取りに比べ、迅速化・省力化・入力ミス削減が図れる。EDIを実施するための取り決め(EDI規約)は、通信手順を決める情報伝達規約、データ形式を決める情報表現規約、障害時の処理などの運用手順を決める業務運用規約、契約条件を決める取引基本規約の4つの階層に分けて整理される。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
取引先ごとに、通信の手順やデータの並び、障害が起きたときの扱い、取引条件がばらばらだと、システム間でそのまま受発注をやり取りできない。決めておくべき事項を階層に分けて整理し、取引先どうしで合意したうえで運用する形が整えられた。合意があるので、取引先が増えても同じ仕組みで受発注を続けられる。
具体例
小売店の発注システムから卸売業者の受注システムへ、決まったフォーマットのデータが自動的に送信され、人手を介さずに受発注処理が完結する。
試験での引っ掛け
4つの規約の対応が頻出。通信手順を決めるのが情報伝達規約、データ形式が情報表現規約、障害時の処理など運用手順が業務運用規約、契約条件が取引基本規約。標準形式に従う点が、単に電子メールで送るのとの違い。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問74(IPA)
EDIを実施するための情報表現規約で規定されるべきものはどれか。
正解:メッセージの形式
要点:情報表現規約はデータ形式、情報伝達規約は通信手順を定める
EDIの規約は4階層に分かれ、情報表現規約はやり取りするデータそのものの表現、すなわちメッセージの形式やデータ項目の並び、コード体系を定める。伝送制御手順は情報伝達規約、取引の契約内容は取引基本規約、運用時間などは業務運用規約で扱う。
出典:令和8年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問16(IPA)解説で登場
小売事業者が,オムニチャネル戦略を実現するためのIT活用事例はどれか。
正解:実店舗,オンライン店舗,コールセンタなど複数の顧客接点で,顧客情報や在庫情報などを一元的に管理・共有して接客することによって,顧客の利便性を高める。
要点:オムニチャネルは全ての顧客接点と情報を統合する
オムニチャネルは、実店舗・オンライン店舗・コールセンタなどあらゆる顧客接点を統合し、顧客情報や在庫情報を一元管理してどの経路でも同じ体験を提供する戦略である。これによりオンラインで注文して店舗で受け取るといった横断的な利用が可能になる。EDIや店舗監視、POS分析とは目的が異なる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (3) エクストラネットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。