エンベデッドシステムスペシャリスト暗記無料で始める

UARTとは?ゆーあーと

UARTとは、クロック線を持たず、スタートビット・データ・パリティ・ストップビットという枠で1バイトずつ区切って送る非同期シリアル通信。受信側は枠の先頭を立下りで見つけ、あらかじめ合わせておいたボーレートで各ビットの中央をサンプリングして値を確定する。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:調歩同期式シリアル通信、非同期シリアル

エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →

背景

配線を減らしたいという要求と、クロックを共有できないという制約の折り合いとして残ってきた方式である。クロック線を共有するI2CやSPIに対し、UARTはTXとRXの2本だけで距離も稼げるため、デバッグコンソールや通信モジュールの制御に今も使われる。その代わりタイミングの一致を双方の発振器に頼るので、クロック源の精度がそのまま通信品質になる。

具体例

ボーレート生成の基準クロックは、目標速度の2のべき乗倍に近い周波数を選ぶと分周誤差が小さい。57.6kビット/秒なら理想は約58.98MHzで、現実に選べる60MHzなら誤差5%以内に収まる。基板上のコンソールはFTDIのFT232系などUSB変換器を介してPCへ引き出すのが定番である。

試験での引っ掛け

ボーレート誤差が数%を超えると、ストップビットに近いビットほどサンプリング点がずれ、フレームは末尾から壊れる。誤差は送受の合計で効くので片側が正確でも安心できない。名称に同期がないとおり調歩同期は非同期通信で、クロックを共有するSPIやI2Cとはこの点で区別される。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:午前II
  • ボーレート誤差が数%を超えると、ストップビットに近いビットほどサンプリング点がずれ、フレームは末尾から壊れる。