発注点方式・定期発注方式とは?はっちゅうてんほうしき・ていきはっちゅうほうしき
発注点方式・定期発注方式とは、在庫が一定水準(発注点)まで減った時点で毎回決まった量を発注するのが発注点方式(定量発注方式)、一定の周期ごとに在庫と需要予測を見て発注量を変えるのが定期発注方式。前者は量が固定で時期が動き、後者は時期が固定で量が動くという、固定する側の違いが要点になる。
最終更新:2026-10-06
エンベデッドSPを最短で暗記・合格する →背景
在庫を切らせば産線が止まり、積み過ぎれば資金が寝て陳腐化する。この綱引きを、在庫量を引き金にするか暦を引き金にするかで型にしたのが二つの方式である。組込み製品では部品ごとにリードタイムも需要の読みやすさも大きく違うため、部品表を一律の方式で回すことはできず、部品ごとに方式を選ぶ判断が要る。
具体例
抵抗やコンデンサのように単価が安く需要が安定した汎用部品には発注点方式が向く。一方、納期が半年を超えることもある専用ICやFPGAは定期発注方式で予測を当てにいくか、生産終了(EOL)通知を受けて最終購入(ラストタイムバイ)に踏み切る。設計時の部品選定が、そのまま在庫方式を決めてしまう。
試験での引っ掛け
固定される側と動く側を取り違えやすい。発注点方式は毎回同じ量を頼み、頼む日が在庫の減り方しだいで前後する。定期発注方式は頼む日が暦で決まっていて、そのつど量を決める。ABC分析と併せる出題では、金額構成比の大きいAランク品を定期発注方式で細かく管理し、Cランク品を発注点方式で手間をかけずに回すのが定石で、これを入れ替えた選択肢が出る。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。