シックスシグマとは?しっくすしぐま
シックスシグマとは、工程のばらつきを統計的に管理し、不良の発生を100万機会あたり数件程度まで下げることを狙う品質改善手法。DMAIC(定義・測定・分析・改善・管理)の順に、勘や経験ではなく実測データで原因を特定して手を打つ。検査を強化して不良を選り分けるのではなく、ばらつき自体を縮めて出さないという発想に立つ。
最終更新:2026-10-06
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検査を厳しくすれば流出は止まるが、作ってから捨てる構造は変わらず、原価も納期も改善しない。工程の出力を分布として捉え、規格の中心からの外れ具合を標準偏差で測って締めていく統計的な枠組みが要る、というところから体系化された。組込み製品では量産工程だけの話ではなく、部品特性のばらつきを織り込む設計側の課題でもある。
具体例
はんだ付け不良を減らす取組みでは、まず「不良率0.5%を0.1%へ」と定義し、1か月ぶんのAOI検査データを測定する。分析でリフロー炉の温度プロファイルのばらつきが主因と分かれば、条件を見直して以降は管理図で監視する。設計側では、部品の公差を積み上げても回路が規格内へ収まるかを先に確認しておく。
試験での引っ掛け
シグマ(σ)は標準偏差=ばらつきの大きさであって、平均値ではない。「6σ」は規格の幅が標準偏差の何倍あるかを指し、工程能力指数Cpと同じことを別の言い方で述べている。DMAICの順序を入れ替えた選択肢にも注意する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。