監査対象の選定とは?
監査対象の選定とは、限られた監査資源をどこへ振り向けるかを、リスクの大きさに応じて決めること。全業務を毎年同じ深さで監査することはできないため、リスク評価の結果と前回監査からの経過期間をもとに対象と頻度を決める考え方が問われる。
システム監査技術者試験の過去問では1回出題されています。
かんさたいしょうのせんてい
監査対象の選定の意味
限られた監査資源をどこへ振り向けるかを、リスクの大きさに応じて決めること。全業務を毎年同じ深さで監査することはできないため、リスク評価の結果と前回監査からの経過期間をもとに対象と頻度を決める考え方が問われる。
監査対象の選定の具体例
全38システムを、扱う情報の機微度と障害時の業務影響で4段階に格付けし、最上位は毎年、最下位は3年に1度の監査周期とする。年度中に大規模改修や重大インシデントが起きたシステムは格付けを見直し、臨時に対象へ加える。
監査対象の選定は試験でどう引っ掛けられる?
「前年に問題が無かったから今年は対象外」は選定の根拠にならない。判断の基礎はリスクの大きさであり、変化の乏しい領域でも一定周期で見る計画が無ければ監査全体の網羅性を説明できない。
監査対象の選定と関連する用語
監査対象の選定が出た過去問
システム監査基準(令和5年)において、保証を目的とした監査、助言を目的とした監査の双方に当てはまる記述はどれか。
正解:監査の結論は、監査調書の内容の検討によって合理的な根拠に基づいて導かれる。
要点:保証型と助言型に共通するのは調書に基づく合理的な結論形成
システム監査基準(令和5年)は、保証を目的とする監査と助言を目的とする監査の両類型を扱うが、監査の進め方の根幹、すなわち監査手続で集めた証拠を監査調書として整理し、その検討を通じて合理的な根拠に基づき結論を導くという枠組みは、目的にかかわらず共通する。一方で、監査対象の選定根拠や報告書の様式などは目的によって異なり、助言型では依頼者の要請や合意内容が強く反映される。「証拠に基づく結論形成」が両者の共通土台だと押さえておくとよい。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。