品質評価(内部評価・外部評価)とは?
品質評価(内部評価・外部評価)とは、監査部門自身の活動が基準に沿っているかを定期的に評価する取組み。自部門で行う内部評価と、外部の適格な者が行う外部評価があり、独立した視点を確保するため外部評価を一定の周期で受けることが求められる点が問われる。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
ひんしつひょうか
品質評価(内部評価・外部評価)の意味
監査部門自身の活動が基準に沿っているかを定期的に評価する取組み。自部門で行う内部評価と、外部の適格な者が行う外部評価があり、独立した視点を確保するため外部評価を一定の周期で受けることが求められる点が問われる。
品質評価(内部評価・外部評価)の具体例
毎年、完了した監査案件から3件を抽出して計画・調書・報告書の整合を自己点検し、数年に1度は外部の評価者へ依頼して監査部門の独立性・力量・手続の妥当性を評価してもらい、結果を経営者と監査役へ報告する。
品質評価(内部評価・外部評価)は試験でどう引っ掛けられる?
内部評価を毎年続けても外部評価の代わりにはならない。評価する側とされる側が同じ組織にとどまる限り外観上の独立性が確保されず、評価結果の信頼性を対外的に説明できない。
品質評価(内部評価・外部評価)と関連する用語
品質評価(内部評価・外部評価)が出た過去問
内部監査部門に所属するシステム監査人が実施する監査において、監査調書に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:システム監査人は、作成した監査調書を所属する組織の文書管理規程に従って体系的に整理し、保管するとともに、権限のある者だけが利用できるようにする。
要点:監査調書は規程に従い整理保管しアクセスを限定する
監査調書は監査意見を裏づける証拠と判断過程の記録であり、機密性の高い情報を含む。そのため所属組織の文書管理規程に沿って体系的に整理・保管し、閲覧できる者を権限のある者に限定する必要がある。後日の再検証や品質評価に耐える形で残すことが求められる。
出典:令和5年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問6(IPA)システム監査基準(令和5年)において、システム監査を行う組織にとって、システム監査の品質を維持し、監査業務の改善を通じてその品質を高めることを目的として実施が望…
正解:組織体外部の独立した専門家による点検・評価を定期的に受けること
要点:監査品質の維持向上には外部の独立した専門家による定期的評価が有効
監査の品質を維持・向上させる仕組みとして、内部での自己点検に加え、組織体の外部にいる独立した専門家から定期的に点検・評価を受けること(いわゆる外部品質評価)が望ましいとされる。内部者だけの評価では気づけない偏りや慣行上の弱点を、利害関係のない第三者の目で洗い出せるためである。ただし外部の力を借りるのは点検・評価であって、監査を行う組織自体の権限と最終責任まで外部へ渡すものではない。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。