目標管理制度(MBO)とは?えむびーおー
目標管理制度(MBO)とは、従業員が上司との対話を通じて自ら達成目標を設定し、期末にその達成度で評価する人事管理の手法。ドラッカーが唱えた「目標と自己統制によるマネジメント」が原型で、目標を自分で決める過程を通じて主体性と納得感を高め、組織の目標と個人の目標を結びつけることを狙う。目標は達成度が測れる形にすることが要件で、結果が処遇に反映される。
最終更新:2026-10-06
応用情報を最短で暗記・合格する →背景
上から数値を割り当てるだけの管理では、なぜその数字なのかが本人に伝わらず、達成できなかった理由も本人の外側に置かれたままになる。指示をこなす働き方から、自分で目標を立てて自分で進捗を管理する働き方へ移すために考えられたのがMBOである。応用情報でこれが問われるのは、要員計画や人材育成が企業活動として出題範囲に入っており、制度の趣旨(本人参加)と運用の実態(ノルマ管理化)を区別できる必要があるためである。
具体例
期初に「担当システムの障害件数を前年比で半減させる」「新規顧客20社へ提案する」といった測れる目標を上司と合意し、期末に達成度を評価へ反映するのが典型的な運用である。近年はGoogleが広めたOKRのように、あえて高い目標を掲げて達成度をそのまま評価には直結させない仕組みも併用されている。
試験での引っ掛け
同じ略語のMBO(Management Buyout=経営陣による自社買収)と取り違えやすい。人材戦略・人事評価の文脈なら目標管理制度、M&Aや事業再編の文脈なら経営陣買収である。また目標は上司が一方的に割り当てるのではなく本人が参加して設定する点が定義の要件であり、単なるノルマの配分はMBOに当たらない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 1. 経営・組織論 > (2) 経営管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。