応用情報暗記無料で始める

監査調書・監査証跡・監査報告書とは?かんさちょうしょ・かんさしょうせき・かんさほうこくしょ

監査調書・監査証跡・監査報告書とは、監査の過程で扱う三つの記録・文書。監査証跡は、システムの操作履歴やトランザクションログなど処理の経緯を後からたどれる記録で、監査証拠の源になる。監査調書は、監査人が実施した手続・入手した証拠・結論に至った判断の過程を整理して文書化したもので、監査人自身が作成し保管する。監査報告書は、指摘事項と改善のための勧告をまとめて監査の依頼者へ提出する成果物である。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では13回出題されています(2016年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/マネジメント系

別名:監査調書、監査報告書

この語が出る過去問を解く →

背景

監査の結論は、後から検証できなければ一個人の意見にすぎない。手続と証拠を残さないままでは、指摘が妥当だったのかも、見落としがなかったのかも誰にも確かめられず、次の監査でも同じ作業を一から繰り返すことになる。三つを役割で分けているのは、証拠の源(監査証跡)・結論の裏づけ(監査調書)・依頼者への報告(監査報告書)で、読み手も目的もまったく違うためである。

具体例

ヒアリングで確認した内容、閲覧した資料の一覧、そこから導いた所見を監査調書として記録し、後から結論の根拠をたどれるようにする。証拠としてはアクセスログやトランザクションログという監査証跡を突き合わせ、最終的な指摘事項と改善勧告だけを監査報告書にまとめて経営者へ提出する。

試験での引っ掛け

監査調書は監査人自身が作成・保管する内部文書であり、被監査部門への開示を前提とした監査報告書とは性質が異なる。また監査証跡は「記録が残る仕組みとその記録」を指し、監査人が作成するものではない。報告書の提出で監査が終わるのではなく、改善が実施されたかを確かめるフォローアップまで含む点も狙われる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では13回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:マネジメント系
  • 監査調書は監査人自身が作成・保管する内部文書であり、被監査部門への開示を前提とした監査報告書とは性質が異なる。