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原価計算とは?げんかけいさん

原価計算とは、どの費用をどの製品・サービスに負わせるかを決める手続きで、何を判断したいかによって集計の仕方が変わる。外部報告に用いる全部原価計算は固定費も製品原価に含め、社内の採算判断に用いる直接原価計算は固定費を期間費用として切り離す。目的を取り違えると同じ実績から逆の結論が出る。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2023年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/ストラテジ系

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背景

単一の製品を作っていた時代は、総費用を生産数で割れば単価が出た。製品の種類が増え、間接部門や設備の費用が原価の大半を占めるようになると、共通費をどの製品にどの基準で負わせるかによって、同じ実績から出る製品別損益が変わってしまう。原価計算は、この割り振りの手続きを制度として定め、値付けと採算判断の根拠を再現可能にするために置かれている。

具体例

追加受注を受けるか断るかの判断では、直接原価計算で貢献利益(売価−変動費)が正なら、固定費が既に回収されている範囲では受けたほうが利益は増える。ところが全部原価計算の製品単価で見ると赤字に見え、断ってしまう。活動基準原価計算(ABC)は配賦基準を作業の活動量へ置き換えてこの歪みを補正する。

試験での引っ掛け

在庫が増える期は、固定費が在庫に残る全部原価計算のほうが利益は大きく、直接原価計算のほうが小さく出る。この向きが定番の出題。配賦基準が実態と合わないと、採算の良い製品を赤字と誤認する。標準原価計算は差異分析、個別・総合原価計算は集計単位の違いで、切り口そのものが別である。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2019年度〜2023年度)
  • 分野:ストラテジ系
  • 在庫が増える期は、固定費が在庫に残る全部原価計算のほうが利益は大きく、直接原価計算のほうが小さく出る。