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活動基準原価計算(ABC)とは?かつどうきじゅんげんかけいさん

活動基準原価計算(ABC)とは、間接費をいったん「活動」ごとに集計し、各製品・顧客がその活動をどれだけ消費したか(コストドライバ)に応じて配賦する原価計算手法。直接作業時間や売上高で一律配賦する伝統的方法に比べ、多品種少量生産や間接費比率の高い事業で原価の歪みを是正できる。結果を業務改善へ使う考え方がABM。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2020年度〜2024年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/ストラテジ系

別名:活動基準原価計算、ABC、ABC(活動基準原価計算)

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背景

配賦基準が直接作業時間でよかったのは、原価の大半が直接労務費だった時代の話である。自動化と多品種化が進んで段取り・受注処理・品質検査といった間接費が原価の主役になると、作業時間に比例させる配賦は実態から離れ、少量品の原価が大量生産品に紛れて見えなくなる。活動を1段挟んで「何がその費用を発生させたか」で配賦し直すのがABCの発想で、応用情報では意思決定会計の題材として出る。

具体例

段取替え費用1,200万円を直接作業時間で配賦すると大量生産品に多く乗るが、段取回数の8割を少量多品種品が占めているなら実態と逆になる。コストドライバを段取回数に変えて配賦し直すと少量品の採算が見え、最低ロットや価格の見直しにつながる。

試験での引っ掛け

在庫管理のABC分析(重要度でA・B・Cに層別するパレート分析)とは名称が似るだけの別物。またABCは間接費の配賦精度を上げる手法であって、間接費の総額を減らす手法ではない(減らすのはABMの役割)。配賦基準を細かくするほど測定コストも増える点も併せて問われる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2020年度〜2024年度)
  • 分野:ストラテジ系
  • 在庫管理のABC分析(重要度でA・B・Cに層別するパレート分析)とは名称が似るだけの別物。