モバイルネットワーク(LPWA・MVNO)とは?もばいるねっとわーく
モバイルネットワーク(LPWA・MVNO)とは、少量のデータを長期間送り続けるIoT用途に向けて、通信速度を捨てるかわりに省電力と到達距離を取った無線技術の総称がLPWAで、LTE-M・NB-IoT・LoRaWAN・Wi-SUNが該当する。回線の調達側では、基地局を自ら持つMNOと帯域を借りて提供するMVNOという事業者形態の違いが料金と混雑時の速度を決める。
最終更新:2026-10-06
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携帯網は人が使う通話と動画を前提に、速度と帯域を伸ばす方向で進化してきた。一方でセンサ機器が求めるのは、数バイトを1日数回送れれば足りる代わりに、電池交換なしで数年動き、山間や地下にも届くことである。LPWAは速度を捨てて省電力と到達距離を取るという逆向きの設計であり、MVNOは免許と基地局が参入の壁だった市場を、設備の借用という形で開いた制度上の仕組みである。
具体例
水道やガスのスマートメーターは月数回の検針値を送るだけなので、NB-IoTやWi-SUNなら電池で長期間動く。格安SIMの多くはMVNOがNTTドコモなどのMNOから回線を借りて提供しており、混雑時間帯の速度は借り受けている帯域幅に左右される。
試験での引っ掛け
LPWAは低消費電力・長距離の代わりに通信速度が非常に遅く、高速大容量・低遅延・多数同時接続を掲げる5Gの特徴と取り違えない。設備を持たないのがMVNO、基地局を持つのがMNOで、MVNOが自前の基地局を建てているという記述は誤りになる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問73(IPA)
IoTで活用されているLPWAの特徴として、適切なものはどれか。
正解:一つの基地局で広範囲をカバーできる低消費電力の無線通信技術であり、複数の機器がつながるネットワークに適している。
要点:LPWAは低消費電力かつ広域をカバーする低速なIoT向け無線
LPWA(Low Power Wide Area)は、消費電力を極力抑えつつ、一つの基地局で数kmから数十kmという広い範囲をカバーできる無線通信技術の総称である。通信速度は数kbps程度と低いが、電池で数年動作する多数のセンサー端末を収容できるため、IoT向けのネットワークに適する。よってウが正解。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問10(IPA)
IoTでの活用が検討されているLPWA(Low Power, Wide Area)の特徴として、適切なものはどれか。
正解:バッテリ消費量が少なく、一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり、複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。
要点:LPWAは低消費電力・広域・多数接続向けの無線技術
LPWAは低消費電力で数kmから数十kmの広い範囲をカバーできる無線通信技術の総称である。通信速度は低いが、電池で長期間動作し、1つの基地局に多数のセンサ端末を収容できるため、IoTのセンサネットワークに適する。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (6) モバイルシステムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。