ZigBeeとWi-SUNとは?じぐびーとわいさん
ZigBeeとWi-SUNとは、電池で長期間動かすことを最優先に、速度を切り詰めた近距離無線の規格。いずれも機器自身が電文を中継してメッシュ型の網を作れるため、親局へ直接届かない場所まで到達し、1台が落ちても別の経路が残る。センサの多点設置や、電力・ガスの検針といった用途で使われる。
最終更新:2026-10-06
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センサや計測器を数百台単位で置く用途では、無線LANのように電力を食う方式は成り立たず、電池で数年もつことが最優先になる。一方で親局にすべてをぶら下げるスター型では、親局が落ちれば全滅し、電波の陰になる場所には届かない。速度を捨てて電力を切り詰め、機器自身に中継させて到達性と冗長性を確保する——この割り切りがこれらの規格の設計思想である。
具体例
Wi-SUNはスマートメータと宅内機器を結ぶ規格として国内で普及し、電力使用量をHEMSと呼ばれる宅内のエネルギー管理装置へ渡している。ZigBeeはConnectivity Standards Alliance(旧ZigBee Alliance)が策定した規格で、倉庫の棚に取り付けた温度センサが隣のノードへ中継しながら離れたゲートウェイまで届ける構成に使われる。
試験での引っ掛け
無線LANと同じ2.4GHz帯を使う方式があるため、同一エリアでの混信により通信品質が落ちる点が問われる。またメッシュだからといって配置が自由になるわけではなく、中継のたびに遅延と消費電力が積み上がるので、ホップ数の上限を決めた配置設計が要る。「メッシュ=速度も上がる」ではなく、上がるのは到達性と冗長性である。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問11(IPA)
ZigBeeの説明として、適切なものはどれか。
正解:低消費電力で低速の通信を行い、センサネットワークなどに使われる。
要点:ZigBeeは低消費電力・低速でセンサネットワーク向けの無線規格
ZigBeeはIEEE 802.15.4を下位層に用いる近距離無線規格で、通信速度は数十〜250kビット/秒程度と低いかわりに極めて低消費電力で、電池で長期間動作する。多数の機器をメッシュ状につなげる点も特徴で、センサネットワークやホームオートメーションでの利用を想定している。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 4. 入出力デバイス > (1) 入出力インタフェースに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。