ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)とは?でぃざすたりかばりさいと
ディザスタリカバリサイト(ホット・ウォーム・コールドスタンバイ)とは、本番拠点が使えなくなったときに業務を引き継ぐ予備拠点で、どこまで準備しておくかによって三段階に整理される。待機系まで常時動かしておけば数分で切り替わるが維持費は最も高く、建屋と回線だけ確保する形なら安い代わりに復旧へ数日かかる。RTOに見合う水準を選ぶ判断が問われる。
最終更新:2026-10-06
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災害対策は、起きるかどうか分からない事象に対して確実に費用が出ていく投資である。全業務を即時切替できる構えにすれば予算が持たず、バックアップだけでは復旧に何日もかかる。業務ごとに「何時間止まってよいか」を先に決め、その水準にだけ費用を払うという割り切りが、拠点の三段階として整理された。
具体例
決済系は停止が許されないため遠隔地にホットサイトを置き、データを同期複製して数分で切り替える。社内の申請系は3日かけてよいので、AWSやAzureにバックアップだけ置き、被災後に環境を構築するコールド構成として費用を抑える。
試験での引っ掛け
「ホットにすれば安心」は誤り。同期複製は距離が延びるほど遅延で性能が落ち、かといって同一震災圏に置けば共倒れになる。RPO(目標復旧地点)を満たすかどうかは複製方式が同期か非同期かで決まり、拠点の温度区分だけでは決まらない。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問13(IPA)
ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発生して待機系に切り替わる契機として、最も適切な例はどれか。
正解:現用系から待機系へ定期的に送信され、現用系が動作中であることを示すメッセージが途切れたとき
要点:ホットスタンバイはハートビート途絶を契機に自動切替え
ホットスタンバイでは待機系が常に起動した状態で待ち、現用系の生存を監視している。この監視には、現用系が一定間隔で送る稼働中を示す信号(ハートビート)が広く使われ、これが途絶えたことをもって障害と判断し自動的に切り替える。人手の操作を待たずに短時間で切り替えられる点がホットスタンバイの利点である。
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > (19) サービス継続管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。