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キャッシュの書き込み方式(ライトスルー・ライトバック)とは?きゃっしゅのかきこみほうしき

キャッシュの書き込み方式(ライトスルー・ライトバック)とは、キャッシュへ書き込んだ内容を、いつ主記憶へ反映するかの2方式。ライトスルーは書き込みのたびに両方へ書くので内容が常に一致するが、遅い主記憶の速度に引きずられる。ライトバックはキャッシュにだけ書き、その行が追い出されるときにまとめて書き戻すので速いが、両者が一致しない期間が生じる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2023年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:キャッシュの書込み方式(ライトスルー・ライトバック)、キャッシュの書込み方式、ライトスルーとライトバック、ライトスルー、ライトバック、キャッシュの書き込み方式、ライトスルー・ライトバック、キャッシュのライトスルーとライトバック

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背景

読み出しはキャッシュに当たれば主記憶を待たずに済むが、書き込みは「いつ本物へ反映するか」を決めないと、キャッシュと主記憶のどちらが正しいのかを言えなくなる。即座に反映すれば矛盾は起きない代わりに速度の利点を捨てることになり、遅らせれば速い代わりに、他のプロセッサやDMA、そして電源断から見た正しさを別に守らなければならない。速度と一貫性のどちらをどこまで譲るかの選択である。

具体例

マルチコアの汎用CPUではライトバックが標準で、同じ番地への繰り返し書き込みが主記憶へ何度も出ていかない利点が効く。同じ論点はストレージにもあり、RAIDコントローラのライトバックキャッシュは、電源が落ちても書き戻せるようバッテリやフラッシュによる保護を付けて初めて有効化してよい、という運用になっている。

試験での引っ掛け

速い・遅いだけで選ぶと一貫性と可用性の要件を落とす。ライトバックでは電源断の瞬間に未反映のデータが失われ、他プロセッサやDMAから主記憶を見ると古い値が見えるため、キャッシュコヒーレンシ制御が前提になる——その制御はライトスルーより複雑である。逆にライトスルーは単純で安全だが、書き込みが多い処理では主記憶の帯域が律速となり、書込みバッファで緩和するのが通例。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では4回出題(2017年度〜2023年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 速い・遅いだけで選ぶと一貫性と可用性の要件を落とす。