WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)とは?
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)とは、プロジェクトの成果物と作業を、管理可能な小さい単位へ段階的に階層分解した構成図。最下位の要素をワークパッケージという。作業の抜け漏れを防ぎ、見積り・要員割当・進捗管理・責任分担の共通の基礎を与える。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2023年度〜2025年度)。
だぶりゅーびーえす
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)の意味
プロジェクトの成果物と作業を、管理可能な小さい単位へ段階的に階層分解した構成図。最下位の要素をワークパッケージという。作業の抜け漏れを防ぎ、見積り・要員割当・進捗管理・責任分担の共通の基礎を与える。
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)の具体例
「システム構築」→「販売管理サブシステム」→「受注入力機能」→「受注入力画面の設計」のように分解し、最下位に工数と担当者を割り当てる。
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)は試験でどう引っ掛けられる?
WBSの目的は「作業を漏れなく定義し管理の基礎を作ること」。作業の実施順序や依存関係を表すものではない(それはスケジュールネットワーク図の役割)。
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)と関連する用語
WBS(ワークブレークダウンストラクチャ)が出た過去問
PMBOKガイド 第7版によれば、プロジェクト・スコープ記述書に記述する項目はどれか。
正解:プロジェクトの除外事項
要点:スコープ記述書には範囲外を示す除外事項を明記する
プロジェクト・スコープ記述書は、プロジェクトの成果物と、それを生み出すために必要な作業の範囲を記述した文書である。何を含むかだけでなく、何を含まないかを明示する除外事項を記載することで、関係者の期待のずれやスコープクリープを防ぐ。WBSやコスト見積りは、この記述書を入力として別に作成される。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)PMBOKガイド第7版によれば、WBSの最下位のレベルの作業を何と呼ぶか。
正解:ワーク・パッケージ
要点:WBSの最下位要素がワーク・パッケージで見積り・管理の単位
WBSは成果物や作業を階層的に分解した構造で、その最下位に位置する要素をワーク・パッケージと呼ぶ。ワーク・パッケージは見積り・スケジュール作成・進捗管理の基本単位であり、さらに細分化するとアクティビティ(作業)になる。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問52(IPA)プロジェクトマネジメントにおいて、スコープを対象とするプロセスを集めた対象群“スコープ”に含まれるプロセスはどれか。
正解:WBSの作成
要点:WBS作成はスコープ、期間は時間、見積り・予算はコストの対象群
WBS(Work Breakdown Structure)の作成は、プロジェクトの成果物と作業を階層的に分解して作業範囲を確定するプロセスであり、スコープを扱う対象群に含まれる。活動期間の見積りは時間(スケジュール)、コストの見積りと予算の作成はコストの対象群に属する。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。