RESTとは?れすと
RESTとは、資源をURIで一意に識別し、HTTPのメソッドで操作する分散システムの設計スタイル。サーバは要求間の状態を保持せず(ステートレス)、必要な文脈は毎回の要求に含める。統一インタフェースやキャッシュ可能性も制約に含まれ、これに従うAPIをRESTful APIと呼ぶ。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
遠隔呼出しの標準化は当初、SOAPのように独自のエンベロープとスキーマを重ねる方向へ進み、実装をまたぐ相互接続に手間がかかった。一方でWebは、URIとHTTPメソッドとメディアタイプという単純な仕掛けだけで世界規模に育っていた。その成功要因を設計制約として整理し直したのがRESTで、状態をサーバに置かない制約が、のちにスケールアウトと中間キャッシュを容易にする利点として効いてくる。
具体例
GitHubのREST APIは GET /repos/{owner}/{repo}/issues で課題一覧を取得し、POSTで作成、PATCHで更新する。認証情報を毎回のヘッダで送るのでどのサーバが受けても処理でき、取得系の応答にはHTTPのキャッシュ機構がそのまま効く。
試験での引っ掛け
HTTPでJSONを返せばRESTという理解は誤り。判定はURIが資源を、メソッドが操作を表していることと、ステートレスであることで、/getOrder?id=123 のように動詞をURIに含める設計はRPC的でRESTとは呼ばない。セションをサーバのメモリに保持すると、台数を増やす前提そのものが崩れる点も問われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42(IPA)
WAFによる防御が有効な攻撃として、最も適切なものはどれか。
正解:REST APIサービスに対するAPIの脆弱性を狙った攻撃
要点:WAFはHTTP通信を検査しWebアプリ層の攻撃を防ぐ
WAF(Web Application Firewall)は、HTTP/HTTPSの通信内容を検査してWebアプリケーション層の攻撃を遮断する仕組みです。REST APIもHTTP上で提供されるWebアプリケーションなので、不正なパラメータを使った攻撃の検知・防御に有効です。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問41(IPA)
WAFによる防御が有効な攻撃として、最も適切なものはどれか。
正解:REST APIサービスに対するAPIの脆弱性を狙った攻撃
要点:WAFはHTTP通信を検査するのでWeb・APIへの攻撃に有効
WAF(Web Application Firewall)は、HTTP/HTTPSの通信内容を解析してアプリケーション層の攻撃を検知・遮断する仕組みである。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングのほか、HTTPで提供されるREST APIの脆弱性を突く攻撃も防御対象になる。ネットワーク層の攻撃やHTTP以外のプロトコルへの攻撃は守備範囲外である。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問17(IPA)解説で登場
OpenAPI Specificationに従ったAPIの定義・開発を支援する機能を提供するOSSはどれか。
正解:Swagger
要点:SwaggerはOpenAPI仕様でREST APIを定義・生成するツール群
SwaggerはOpenAPI Specification(旧称Swagger Specification)に基づき、REST APIの定義・ドキュメント生成・コード生成・動作確認を支援するツール群のOSSである。Swagger EditorやSwagger UI、Swagger Codegenなどが含まれ、仕様ファイルからドキュメントやクライアントコードを自動生成できる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (1) インターネットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。