WAF(Webアプリケーションファイアウォール)とは?
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)とは、Webアプリケーションへの通信内容を監視し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、Webアプリケーションを狙った攻撃特有の通信パターンを検知・遮断する仕組み。通常のファイアウォールがポート・IPアドレス単位で制御するのに対し、WAFはアプリケーション層の通信内容まで踏み込んで検査する。
応用情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2016年度〜2024年度)。
わふ
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の意味
Webアプリケーションへの通信内容を監視し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、Webアプリケーションを狙った攻撃特有の通信パターンを検知・遮断する仕組み。通常のファイアウォールがポート・IPアドレス単位で制御するのに対し、WAFはアプリケーション層の通信内容まで踏み込んで検査する。
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の具体例
Webサイトの入力フォームに不正なSQL文が含まれたリクエストが送られてきた場合、WAFがそのパターンを検知して、アプリケーションに到達する前に通信を遮断する。
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)は試験でどう引っ掛けられる?
見ている層が違う。パケットフィルタリング型ファイアウォールはIPアドレスとポート番号(ネットワーク層・トランスポート層)、WAFはHTTPリクエストの中身(アプリケーション層)を検査する。したがって80番・443番ポートを開けている限り、通常のファイアウォールではSQLインジェクションを止められない。またWAFは通信内容を見る仕組みなので、アプリ自体の脆弱性が消えるわけではなく、根本対策(入力値の検証、プレースホルダの利用)の代わりにはならない。
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)と関連する用語
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)が出た過去問
WAFの説明として,適切なものはどれか。
正解:特徴的なパターンが含まれるかなどWebアプリケーションへの通信内容を検査して,不正な操作を遮断する。
要点:WAFは通信内容を検査してWebアプリへの攻撃を遮断する
WAF(Web Application Firewall)は、Webアプリケーションへのやり取りの中身を検査し、攻撃に特徴的なパターンを含む通信を遮断する仕組みである。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、アプリケーション層の攻撃への対策として使われる。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問40(IPA)WAFの説明はどれか。
正解:Webアプリケーションへの攻撃を監視し阻止する。
要点:WAFはWebアプリ層への攻撃を検知し遮断する
WAFはWebアプリケーションの前段に置き、HTTPの通信内容を検査してSQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、アプリケーション層を狙う攻撃を検知・遮断する仕組みである。ネットワーク層で通信を制御するファイアウォールでは防げない攻撃を対象とする。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問45(IPA)図のような構成と通信サービスのシステムにおいて,Webアプリケーションの脆弱性対策のためのWAFの設置場所として,最も適切な箇所はどこか。ここで,WAFには通信…
正解:c
要点:WAFはHTTPが平文になる区間に設置しないと検査できない
WAFはHTTPリクエストの中身を解析して攻撃を検出するため、通信が平文である区間に置く必要がある。この構成ではSSLアクセラレータが復号を担っているので、その先のWebサーバとの間の平文HTTP区間に設置するのが適切である。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問43(IPA)WAFの説明はどれか。
正解:Webアプリケーションへの攻撃を検知し、阻止する。
要点:WAFはHTTPを解析してWebアプリへの攻撃を検知・遮断する
WAF(Web Application Firewall)はHTTPの通信内容を解析し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどWebアプリケーションの脆弱性を狙う攻撃パターンを検知して遮断する。ネットワーク層で制御するファイアウォールでは防げない、アプリケーション層の攻撃に対応する点が特徴である。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問45(IPA)WAFによる防御が有効な攻撃として、最も適切なものはどれか。
正解:REST APIサービスに対するAPIの脆弱性を狙った攻撃
要点:WAFはHTTP通信を検査しWebアプリ層の攻撃を防ぐ
WAF(Web Application Firewall)は、HTTP/HTTPSの通信内容を検査してWebアプリケーション層の攻撃を遮断する仕組みです。REST APIもHTTP上で提供されるWebアプリケーションなので、不正なパラメータを使った攻撃の検知・防御に有効です。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。