検収基準(受入基準)とは?けんしゅうきじゅん
検収基準(受入基準)とは、成果物が完成したと発注者に認めてもらうために満たすべき条件を、あらかじめ発注者と受注者で合意しておいたもの。どのテストに合格し、どの機能が動けばよいかという客観的な合格ラインを事前に定め、受入テストの合否判定にそのまま用いる。計画段階でスコープ記述書と合わせて定義する。
最終更新:2026-10-06
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「完成」は、作った側と使う側で判断がずれる典型的な言葉である。基準を決めないまま納品を迎えると、検収の場が新しい要望の交渉の場に変わり、支払いと追加対応が人質の取り合いになる。合格ラインを着手前に文書で固定するのは、この交渉を工程の外へ出し、判定を客観的な事実の確認だけに絞るためである。
具体例
発注者とベンダの間で「主要業務シナリオ50件のテストにすべて合格」「重大度A・Bの不具合が0件」を検収基準として契約書に明記し、これを満たした時点で検収と支払いを行う。IPAの情報システム・モデル取引・契約書もこの事前合意を前提に組まれている。
試験での引っ掛け
成果物の提出後に検収側が独自の基準を持ち出すのは、本来の手順ではない点が問われる。また検収基準は完了の判定条件であって要件定義そのものではない。アジャイルの「完成の定義」はチーム内部の基準で、発注者との合意である検収基準とは層が違う。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 5. 導入・受入れ支援 > (5) 受入れ支援に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。