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有効性(利用時の品質)とは?ゆうこうせい

有効性(利用時の品質)とは、JIS X 25010の利用時の品質モデルにある5つの特性の1つで、利用者が意図した目標をどれだけ正確かつ完全に達成できたかを表す。速さや快適さではなく、やり切れたかどうかという結果だけを見る。製品そのものの性質ではなく、利用者・目的・利用環境を固定したうえでの測定値として得られる点が要点である。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2018年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:有効性

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背景

仕様どおりに作られた製品が、現場ではまるで使えないということが起こる。製品側の性質を8つに整理した製品品質モデルだけでは、実際の利用者が目的を果たせるかまでは分からないからである。そこで、対話の結果として何が得られたかを測る軸を別に立てたのが利用時の品質モデルで、有効性・効率性・満足性・リスク回避性・利用状況網羅性の5特性からなる。要件定義や受入テストで測定可能な目標に落とす場面が出題される。

具体例

自治体の電子申請システムなら、目標を「申請の送信完了」と定義し、開始した利用者のうち完了できた割合を測る。応答速度が要求水準を満たしていても、入力途中で止めてしまう利用者が3割いれば有効性は低い。受入基準を達成率90%以上のように定め、実際の利用者に操作してもらって確認する。

試験での引っ掛け

効率性と取り違えやすい。有効性は達成できたかどうか、効率性は達成に費やした資源(時間や操作数)である。また、製品品質モデルの使用性(ユーザビリティ)は製品側が備える性質を指すのに対し、利用時の品質は利用状況を固定して測る結果側の値であり、両者を同じものとして扱う選択肢が誤りになる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では6回出題(2018年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 効率性と取り違えやすい。