コンティンジェンシー理論とは?
コンティンジェンシー理論とは、常に最適な組織形態やマネジメント方式は存在せず、環境や状況との適合によって有効性が決まるとする理論。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2023年度)。
こんてぃんじぇんしーりろん
コンティンジェンシー理論の意味
常に最適な組織形態やマネジメント方式は存在せず、環境や状況との適合によって有効性が決まるとする理論。
コンティンジェンシー理論の具体例
変化の激しい市場では柔軟な有機的組織が、安定した市場では官僚的な機械的組織が有効となる。
コンティンジェンシー理論は試験でどう引っ掛けられる?
「唯一最善の方法がある」とする科学的管理法や官僚制組織論の対極にある考え方。状況適合理論とも呼ぶ。事業継続計画の文脈で使うコンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)とは別物なので、名前だけで結び付けない。
コンティンジェンシー理論と関連する用語
コンティンジェンシー理論が出た過去問
リーダシップ論のうち、ハーシイ&ブランチャードが提唱するSL理論の特徴はどれか。
正解:リーダシップの有効性は、部下の成熟(自律性)の度合いという状況要因に依存するとしている。
要点:SL理論は部下の成熟度に応じてリーダシップを変える
SL理論(Situational Leadership、状況対応型リーダシップ)は、唯一最適なリーダシップは存在せず、有効なスタイルは部下の成熟度(能力と意欲、自律性)によって変わるとする理論である。成熟度が低い段階では指示的に、高まるにつれて委任的に切り替えるのが望ましいとされる。特性論や行動論、コンティンジェンシー理論との違いを押さえたい。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問74(IPA)リーダーシップ論のうち、F.E.フィードラーが提唱するコンティンジェンシー理論の特徴はどれか。
正解:リーダーシップの有効性は、リーダーがもつパーソナリティと、リーダーがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。
要点:フィードラー理論は資質と状況統制力の適合で有効性が決まる
フィードラーのコンティンジェンシー理論は、唯一最善のリーダーシップ像はなく、有効性はリーダーのパーソナリティ(人間関係志向か課題志向か)と、リーダーが状況をどれだけ統制・影響できるかという状況要因との組合せで決まるとする理論である。状況が非常に有利または非常に不利なときは課題志向型が、中程度のときは人間関係志向型が有効とされる。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問75(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。