内部設計(ソフトウェア方式設計)とは?
内部設計(ソフトウェア方式設計)とは、外部設計で決めた振る舞いを、開発者が実装できる形へ落とす工程。プログラムをモジュールへ分割し、モジュール間のインタフェース、データベースの物理設計、エラー処理や排他制御の方式を決める。詳細設計ではモジュール内部のロジックまで記述する。
応用情報技術者試験の過去問では9回出題されています(2016年度〜2025年度)。
ないぶせっけい
内部設計(ソフトウェア方式設計)の意味
外部設計で決めた振る舞いを、開発者が実装できる形へ落とす工程。プログラムをモジュールへ分割し、モジュール間のインタフェース、データベースの物理設計、エラー処理や排他制御の方式を決める。詳細設計ではモジュール内部のロジックまで記述する。
内部設計(ソフトウェア方式設計)の具体例
在庫照会を「入力検査」「在庫問合せ」「表示整形」に分け、問合せモジュールの引数と戻り値、キャッシュ有効期間30秒、在庫テーブルのインデックス設計を決める。単体テストの項目はこの設計書から機械的に導ける。
内部設計(ソフトウェア方式設計)は試験でどう引っ掛けられる?
内部設計と詳細設計を同一視しがちだが、方式設計はモジュール構成とインタフェース、詳細設計はモジュール内部の処理という粒度差がある。また画面項目の追加は外部設計の変更であり、内部設計だけで閉じない。
内部設計(ソフトウェア方式設計)と関連する用語
内部設計(ソフトウェア方式設計)が出た過去問
過去のプロジェクトの開発実績から構築した作業配分モデルがある。システム要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに進めて228日で完了し、プログラム開発を開…
正解:150
要点:期間比から全体日数を割り出し、残工程の比率を足す
期間比の合計は1.00で、システム要件定義からシステム内部設計までは0.25+0.21+0.11=0.57にあたります。これが228日なので全体は228÷0.57=400日です。プログラム開発は0.11で44日、うち半数のプログラムが完了しているので残りは22日、以降のシステム結合が0.11で44日、システムテストが0.21で84日となります。合計すると22+44+84=150日です。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問53(IPA)過去のプロジェクトの開発実績に基づいて構築した作業配分モデルがある。システム要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに進めて228日で完了し、プログラム開…
正解:150
要点:期間比から全体期間を逆算し、残工程分だけを積み上げる
要件定義から内部設計までの期間比は0.25+0.21+0.11=0.57で、これが228日なので全体は400日となる。残る工程はプログラム開発0.11、システム結合0.11、システムテスト0.21である。プログラム開発は400×0.11=44日のうち半分の22日が残っているので、22+44+84=150日となる。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問53(IPA)共通フレーム2013によれば、要件定義プロセスで行うことはどれか。
正解:利害関係者のニーズの抽出
要点:要件定義プロセスは利害関係者のニーズを抽出し要件化する
共通フレーム2013の要件定義プロセスは、システムの利用者・運用者・発注者など利害関係者を識別し、そのニーズや要望を引き出して、システムに求められる要件として定義する工程である。システム化計画はより上流の企画プロセス、方式設計や詳細設計は後続の開発プロセスに位置付けられる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問64(IPA)ベンダX社に対して,表に示すように要件定義フェーズから運用テストフェーズまでを委託したい。X社との契約に当たって,“情報システム・モデル取引・契約書<第一版>”…
正解:a, d
要点:ユーザ主体の要件定義と運用テストは準委任型が適切とされる。
モデル取引・契約書では、成果物を完成させる責任が問える工程は請負型、ユーザ側の主体的な関与が不可欠で成果の完成を約束しにくい工程は準委任型とされる。要件定義はユーザが主体となって要求を固める工程、運用テストはユーザが自ら受入れの観点で確認する工程なので、いずれも準委任型が適切とされる。内部設計やシステム結合はベンダが成果物に責任をもつため請負型となる。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問66(IPA)共通フレーム2013によれば、要件定義プロセスで行うことはどれか。
正解:利害関係者の識別
要点:要件定義は利害関係者の識別から始まり、企画・設計とは段階が異なる
共通フレーム2013の要件定義プロセスでは、まず利害関係者を識別し、その要望を引き出して要件として定義・確認します。システム化計画の立案はその前の企画プロセス、方式設計や詳細設計は後続の開発プロセスに属し、要件定義とは段階が異なります。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問65(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。