応用情報暗記無料で始める

ファジングとは?ふぁじんぐ

ファジングとは、想定していない入力を機械的に大量生成してプログラムへ送り込み、異常終了や応答停止が起きないかを外から観察する検査手法。極端に長い文字列、想定外の型、不正な制御文字などを試すことで、仕様書に現れない実装上の欠陥、特に境界の確認漏れによるメモリ破壊を見つけるのに向く。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では7回出題されています(2016年度〜2023年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

この語が出る過去問を解く →

背景

テストケースは仕様から作る以上、仕様に書かれていない入力は最初から試されない。ところが攻撃者が狙うのはまさにその範囲であり、開発側が想定していない値を人手で列挙するのは現実的でない。ならば機械に大量に作らせて片端から投げればよい、という発想の検査である。組込み機器や通信プロトコルの実装のように、入力の形式が決まっていて自動生成しやすい対象と相性が良い。

具体例

実装の検証では、長さフィールドと実データが食い違うパケットを数十万通り生成して送り、再起動や応答停止を起こした入力を記録して再現・修正するという回し方をする。近年は実行された経路の網羅率を測りながら入力を変異させる方式が主流で、主要なOSSを常時検査し続ける公開の基盤も運用されている。

試験での引っ掛け

ファジングが見つけられるのは「落ちること」であり、権限昇格や情報漏えいのように動作としては正常な範囲に見える論理的な欠陥は基本的に検出できない。またクラッシュしたからといって直ちに悪用可能とは限らず、影響度の評価は別途必要になる。異常が出なかったことは、脆弱性が無いことの証明にもならない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では7回出題(2016年度〜2023年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • ファジングが見つけられるのは「落ちること」であり、権限昇格や情報漏えいのように動作としては正常な範囲に見える論理的な欠陥は基本的に検出できない。