コンピュータウイルスとは?
コンピュータウイルスとは、他のプログラムやファイルに寄生(感染)し、実行されることで自己を複製し感染を広げる不正プログラム。単独では活動できず、宿主となるファイルやプログラムを必要とする点がワームと異なる。
応用情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2016年度〜2022年度)。
こんぴゅーたういるす
コンピュータウイルスの意味
他のプログラムやファイルに寄生(感染)し、実行されることで自己を複製し感染を広げる不正プログラム。単独では活動できず、宿主となるファイルやプログラムを必要とする点がワームと異なる。
コンピュータウイルスの具体例
感染したファイルを開くと、パソコン内の他のファイルにもウイルスのコードが埋め込まれ、そのファイルを人に渡すとさらに感染が広がる。
コンピュータウイルスは試験でどう引っ掛けられる?
単独で自己増殖できる「ワーム」とは異なり、ウイルスは宿主(感染対象のファイル)を必要とする。
コンピュータウイルスと関連する用語
コンピュータウイルスが出た過去問
コンピュータウイルスを作成する行為を処罰の対象とする法律はどれか。
正解:刑法
要点:ウイルスの作成を処罰するのは刑法の不正指令電磁的記録に関する罪
コンピュータウイルスの作成・提供・供用・取得・保管は、刑法の不正指令電磁的記録に関する罪(いわゆるウイルス作成罪)として処罰の対象となる。2011年の刑法改正で新設された規定である。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問79(IPA)企業が業務で使用しているコンピュータに、記憶媒体を介してマルウェアを侵入させ、そのコンピュータのデータを消去した者を処罰の対象とする法律はどれか。
正解:刑法
要点:マルウェアによるデータ消去は刑法で処罰される
マルウェアを他人のコンピュータに入れてデータを消去する行為は、刑法の電子計算機損壊等業務妨害罪や電磁的記録毀棄罪などで処罰される。またマルウェアの作成・提供・取得自体も刑法の不正指令電磁的記録に関する罪(いわゆるウイルス作成罪)の対象である。ネットワーク経由の不正ログインを罰する不正アクセス禁止法とは適用場面が異なる。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問78(IPA)バイラルマーケティングの説明はどれか。
正解:人から人へ、プラスの評価が口コミで爆発的に広まりやすいインターネットの特長を生かす手法
要点:バイラルマーケティングは口コミの拡散力を活用する手法
バイラルマーケティングは、利用者どうしの口コミやSNSでの共有によって、情報がウイルスのように次々と広まる現象を狙った手法である。広告費をかけずに短期間で認知を広げられる可能性がある反面、伝わる内容を発信側が制御しにくく、悪い評判も同じ速さで拡散するという難しさがある。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問69(IPA)IPv6において、拡張ヘッダを利用することによって実現できるセキュリティ機能はどれか。
正解:暗号化機能
要点:IPv6の拡張ヘッダでIPsecの暗号化と認証を実現できる
IPv6では基本ヘッダの後ろに拡張ヘッダを連ねることができ、その一つとしてIPsecの認証ヘッダ(AH)と暗号ペイロード(ESP)が規定されています。ESPを使えばペイロードの暗号化による機密性の確保が、AHを使えば完全性と認証が実現できます。URLの選別やウイルス検査は上位層のアプリケーションが担う機能です。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問36(IPA)ISP"A"管理下のネットワークから別のISP"B"管理下の宛先にSMTPで電子メールを送信する。電子メール送信者がSMTP-AUTHを利用していない場合、スパ…
正解:ISP"A"管理下の動的IPアドレスからISP"A"のメールサーバを経由せずに直接送信される電子メール
要点:OP25Bは動的IPからの直接25番ポート送信を遮断する
OP25B(Outbound Port 25 Blocking)は、ISPが自網内の動的IPアドレスから外部の25番ポートへ向かう通信を遮断する対策です。ウイルスに感染した利用者のPCなどが、ISPのメールサーバを経由せずに外部へ直接大量送信するのを止める狙いがあります。自ISPのメールサーバを経由する正規の送信や、固定IPアドレスからの送信は遮断されません。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。