コミュニケーション方法(プッシュ型・プル型・双方向)とは?こみゅにけーしょんほうほう
コミュニケーション方法(プッシュ型・プル型・双方向)とは、プロジェクトで情報を伝える手段を3つに整理したもの。送り手が特定の相手へ届けるプッシュ型、受け手が必要になったときに自分で取りに行くプル型、その場でやり取りする双方向型に分かれる。内容の重要度、相手の人数、合意が必要かどうかで使い分けるのがコミュニケーション計画の要点になる。
最終更新:2026-10-06
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関係者が増えるほど経路の数はn(n−1)/2で急増するため、全員に全部を届けようとすると量に埋もれて誰も読まなくなる。かといって置いておくだけでは、重要な変更が当事者に届かない。伝達にかかる手間と、確実に届く度合いの釣り合いを、情報の種類ごとに手段を割り当てて取るという考え方であり、計画段階で誰に何をどの手段でいつ伝えるかを決めておく。
具体例
週次の進捗はメールやチャットで関係者へ配信し(プッシュ型)、設計書や議事録は共有ポータルへ置いて必要な人が見に行く形にし(プル型)、仕様の認識合わせや課題の合意形成は会議やレビューで対話する(双方向型)。同じ情報でも、初回の説明は双方向で行い、以後の更新はプッシュで流す、という組み合わせ方をする。
試験での引っ掛け
プッシュ型は「送ったから伝わった」とは限らない点が最大の注意で、理解や合意が必要な内容をプッシュ型だけで済ませる選択肢は誤りになりやすく、双方向型を選ぶのが正解になる。逆に、対象人数が多く情報量も大きい資料を全員へ送りつけるのも適切でなく、プル型が向く。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)
顧客との接点として注目される,チャットボットの説明はどれか。
正解:商品提案から販売,アフターサービスまでの,企業と顧客との双方向の対話を,AIを活用した自動応答機能などによって実現するシステムである。
要点:チャットボットはAIによる自動応答で顧客と対話するシステム。
チャットボットは、利用者が入力した文章に対してAIなどを用いて自動で応答し、対話形式でやり取りを行うシステムである。商品の提案から購入手続き、購入後の問合せ対応まで、企業と顧客の双方向のやり取りを人手をかけずに実現できるため、顧客接点の手段として注目されている。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問5(IPA)
出典・参考
公式シラバスの5 プロジェクトマネジメント > 11. プロジェクトのコミュニケーション > (3) ツールと技法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。