応用情報暗記無料で始める

コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備とは?こすとべーすらいん・まねじめんとよび・こんてぃんじぇんしーよび

コストベースライン/マネジメント予備・コンティンジェンシー予備とは、リスクに備える予備費を二層に分けて置く考え方で、線引きはコストベースラインの内側か外側かにある。内側に置かれるのがコンティンジェンシー予備で、リスク登録簿に載る既知のリスクに対応し、プロジェクトマネージャの裁量で使える。外側に置かれるのがマネジメント予備で、未識別の事象に備え、使用に上位マネジメントの承認を要する。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/マネジメント系

別名:マネジメント予備、コンティンジェンシー予備、コンティンジェンシー計画

この語が出る過去問を解く →

背景

見積りに余裕を織り込む慣行は、どこにいくら乗せたかが誰にも分からないため、進捗が予定どおりに見えたまま実は余裕を食い潰しているという状態を生んだ。予備をどのリスクに対していくら置いたかを分けて明示し、さらに承認者の階層で二段に切ることで、想定内の消費と想定外の事態とを、報告を見る側が区別できるようにしたのがこの構成である。

具体例

性能要件を満たせず再設計になる可能性へ300万円を積んだものはコンティンジェンシー予備で、リスク登録簿の項目と金額が対応する。これに対し「想定外の事象に備えて総額の5%」といった枠はマネジメント予備で、リスク登録簿に対応する項目を持たない。前者はPMが使い、後者はスポンサーの承認を経て初めて動く。

試験での引っ掛け

マネジメント予備はコストベースラインに含まれないが、プロジェクト総予算には含まれるという二段の関係が混同されやすい。ベースラインに含まれないため、EVMのPV(計画価値)の基準にも入らない。コンティンジェンシー予備は逆にベースラインの内側なので、PVの算定に含まれる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では2回出題(2023年度〜2025年度)
  • 分野:マネジメント系
  • マネジメント予備はコストベースラインに含まれないが、プロジェクト総予算には含まれるという二段の関係が混同されやすい。