PWMとは?ぴーだぶりゅーえむ
PWMとは、一定周期のパルスのうちオンにしている時間の割合(デューティ比)を変えて、平均の電力や電圧を調整する制御方式。素子は完全なオンかオフしか取らないため、抵抗で電圧を落とす方式に比べて熱として捨てる損失が小さい。ファン、モータ、照明の出力調整に広く使われる。
最終更新:2026-10-06
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出力を絞るのに抵抗で電圧を落とすと、絞ったぶんがそのまま熱になり、機器の中で温度と電気代の両方が上がる。オンとオフを高速に切り替えて時間の割合で平均値を作れば、素子は常に損失の小さい状態にいられる——効率を落とさずに連続的な調整を得るための工夫である。
具体例
データセンタのサーバやラック空調のファンは、吸気温度に応じてPWMで回転数を落としている。負荷の低い時間帯に回転数が下がるので消費電力と騒音が減り、逆に回転数が上限に張り付いたまま戻らないサーバは、吸気の詰まりか温度センサの異常を疑う手がかりになる。
試験での引っ掛け
効率は高いが無害ではない。急峻なスイッチングは電磁ノイズを出すため、近接する機器への影響を考える必要がある。もう一つ、PWMは平均値を作っているだけで本当に電圧が中間の値になっているわけではなく、アナログ量として取り出すにはローパスフィルタで平滑する。デューティ比は「周期」ではなく「オン時間の割合」であり、周期を変える周波数変調とは別の操作である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。