閾値・アラートとは?しきいち・あらーと
閾値・アラートとは、監視している値があらかじめ定めた水準を超えたときに通知を出す仕組みと、その水準そのもの。上限に達してから動いたのでは増設や契約変更が間に合わないため、対処にかかる期間から逆算して手前に置く。誰に、どれだけの時間内に、何をさせる通知なのかまで決めて初めて管理策として働く。
最終更新:2026-10-06
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記録を人が毎日眺めて異常を見つける運用は、担当者の経験と勤務時間に左右され、夜間と休日がまるごと空く。しかも「そろそろ危ない」の判断が人によって違うので、いつ手を打つかが揃わない。決めた水準を機械に見張らせ、超えたら人を呼ぶ形にしたのは、その判断を個人から規程の側へ移すためである。可用性を保つ管理策としてだけでなく、通知が多すぎて無視される形骸化の題材としても問われる。
具体例
Amazon CloudWatch では、ディスク使用率が80%を超えたら担当者へ、90%を超えたら重大として上位者へ、というように水準ごとに通知先を変えられる。部門としては、増設の稟議と納品にかかる期間を先に見積もり、その期間ぶんの余裕が残る位置に最初の水準を置く。
試験での引っ掛け
オンラインシステムの容量・能力を評価するときに、1日平均や夜間を含む平均値を使うと、日中のピーク時間帯の不足を見落とす。判断はピークを含む代表的な時間帯のデータで行う。逆に水準を下げすぎると通知が日常的に鳴り、本当の異常が埋もれる。閾値の設定は、鳴らすことではなく間に合わせることが目的である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。